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こんにちは!キンタです。今回はホームジム用ダンベルと、トレーニング経験に関する話題です。
ホームジム用のダンベルは選択肢が多過ぎて、「初心者は軽くて安いダンベル、上級者は重くて高いダンベル」と単順には決められませんよね?
実際に買うなら、使いやすさ・コスパ・使う期間など、色々と考える必要が出てきます。
あれこれ悩まず、思い切ってダンベルを買って家トレをスタートさせるのも手ですが、買ってから「思った以上に使いにくい」「軽すぎる・重すぎる」など不満が出て、結局買い直すハメになります。
また、トレーニング歴など現状のトレーニングレベルでも、自分のホームジムに合うダンベルは変わってきます。
この記事では、ホームジム用ダンベルで悩む方のため、筋トレの初心者と中級者におすすめするダンベルと、その理由を解説します。ホームジムのダンベル選びが難航している方は、是非参考にして下さい。
目次
筋トレ初心者は【20kgのラバーダンベル】がおすすめ
ラバーダンベル20kg×2
総合おすすめ度:4.0
参考価格: 15,000円
コスパ★4|重量変更★2|つかいやすさ★3|サイズ★2|品質★3
これから自宅にホームジムを作って、筋トレをはじめようと考えている、もしくは筋トレ歴半年未満の初心者には、20kgの可変式ラバーダンベルをおすすめします。
可変式ラバーダンベルは、比較的安くコストパフォーマンスが良い、耐久性がありトレーニングでも使いやすい、重量のグレードアップが可能など、バランスが取れたダンベルです。
ラバーダンベルとは?
ラバーダンベルは、一般的なホームジム用のアイアンダンベルに、ラバーリングを被せた可変式ダンベルです。
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重量変更はスピンロック式で、シャフトにプレートを通しカラー(留め具)をひねって固定します。
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ホームジムにおすすめ可変式ダンベル
ダンベルを大きく分類すると、固定式と可変式ダンベルの2種類で、ホームジムにはラバーダンベルのような可変式がおすすめです。
固定式ダンベルは、重量が固定されたダンベルで、商業施設のスポーツジムに置いてあるタイプは固定式ダンベルが多いです。
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コンパクトで使いやすいメリットはありますが、重量が固定なので、トレーニングに合わせた重量のダンベルを何セットも用意する必要があります。
一方可変式ダンベルは、ウェイトの脱着で重量を変更できるダンベルです。
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重量を変更できるため、1セットあれば色々な種目や重量でトレーニングができます。
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スペース・費用が1セット分ですむため、ホームジムには可変式ダンベルがベストなんです!
ラバーリングで防音・床の傷防止
また、ラバーダンベルは、ラバーリングが付いているため、鋼鉄製のウェイトがむき出しのアイアンダンベルより使い勝手が良くなっています。
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20kgは初心者用の重量ですが、20kgの硬く重たい鋼鉄のカタマリです。ラバーリングのないアイアンダンベルを、フローリングの床に直接置けば傷が付きます。また、金属同士がぶつかれば甲高い金属音が鳴るため、かなり慎重にあつかわなければなりません。
特に賃貸のアパート・マンションの部屋でホームジムを考えているなら、傷・騒音を防げるのは重要なポイントです。
ダンベルで床を傷つければ、退去時に高額な原状復帰の修繕費用を請求されます。金属音がうるさいと、隣近所からクレームが入ります。神経質な隣人だと、すぐ管理会社を通じて注意・警告がくる可能性もあります。
ダンベルの重量が20kgである理由
ダンベルが20kgなのは、筋トレ初心者の男性がダンベルで全身を鍛えるために必要な重量だからです。
ダンベルは片手であつかえるコンパクトなトレーニング器具なので、腕のトレーニングに良く使われます。腕の代表的な筋トレ種目といえば、アームーカール、成人男性の平均的なアームカールの重量は12~13kgで、10kgのダンベルで1セット・10回ほど繰り返せば限界がくる計算です。
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しかし、腕は体の中でも小さな筋肉で、胸・脚・背中の大きな筋肉と比べれば、小さな力しか発揮できません。初心者が腕だけを鍛えるなら10kgのダンベルでも充分ですが、胸・脚・背中と大きな筋肉を含めた全身を鍛えるなら20kg以上、ダンベル左右合わせて40kgは必要になってきます。
初心者でも、両手に20kgのダンベルを握ったダンベルランジ(脚の種目)ができるぐらいの筋力はあります。
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※日本成人男性の未経験者~初心者、ダンベルランジの平均重量は、30~50kg。
ちなみに、筋トレ初心者の女性なら10kgでも全身のトレーニングが可能です。
プレートの追加で重量を増やせる
ダンベルの重量が20kgあれば、半年から1年はそのまま使えますが、中級者になる頃には20kgのダンベルでは物足りなくなってくるはずです。
このときラバーダンベルなどの、スピンロック式のダンベルには、ウェイトプレートを買い足すという選択肢があります。
プレートは1枚から追加購入可能なうえ、普通のスピンロック式ダンベルはシンプルな構造なので、プレート穴の直径さえ合っていれば他メーカーのプレートも流用できます。
シャフトの長さは要注意
プレートの追加でひとつ気を付けたいのが、シャフトの長さです。20kgのスピンロック式ダンベルのシャフトは、40cmと45cmのどちらかが使われています。
シャフトは短い方がトレーニング時に身体やダンベル同士がぶつからず使いやすいのですが、長ければその分プレート付けるスリーブが長くなるため、より多くのプレートを装着できます。
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たとえば、45cmシャフトは最大8枚のプレートを安全に付けられるので、【プレート5kg×8】+【シャフト2.5kg】で最大42.5kg。一方、40cmシャフトは最大6枚なので、【プレート5kg×6】+【シャフト2.5kg】で最大32.5kg。
シャフトの長さで最大重量に違いが出てきます。
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5kgではなく10kgプレートを買う手もありますが、10kgプレートは1枚5,000~6,000円と高額です。
ダンベルを買い替えるのもあり
また、ダンベルの重量不足を感じたら、プレート買い足す以外にも、ダンベルを買い替えるという選択肢があります。
可変式のラバーダンベルは、初心者にとってバランスの取れたダンベルではありますが、重量変更に時間がかかるのが欠点です。変更の度に、カラーをひねって外し・プレートを付け替え・カラーを付け直すため、ダンベル2本の重量変更するのに1分近くかかってしまいます。
また、プレートの枚数と一緒に重量変更の時間と手間が増え、プレートを置いておくスペースも広がってしまいます。
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中級者以上なら、重量変更が一瞬で終わるアジャスタブルダンベルへの買い替えをおすすめします。
中級者には【フレックスベル32kg】がおすすめ
1年以上トレーニングを継続して、ダンベルのアップデートが必要になったらなら、フレックスベル32kgモデルをおすすめします。
NÜO(ヌオ)|フレックスベル32kgモデル
総合おすすめ度:4.86
参考価格: 69,800 円
コスパ★2.1|重量変更★4.2|つかいやすさ★3.6|サイズ★4.2|品質★4.4
フレックスベルは結構値段が高いので、トレーニングを継続できるか判らない初心者にはおすすめしませんが、中級者以上でホームジムにかけられる予算がある方にはイチオシのダンベルです。
フレックスベルとは?
フレックスベルは、スウェーデンに本社を置くNÜO社のアジャスタブルダンベルです。
グリップを握ったままひねるだけで瞬時に重量変更ができるうえ、デザインがジムの固定ダンベルに近い形状をしているため、トレーニングがやりやすく、ホームトレーニーに大人気です。
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重量変更は片手ずつ左右同時に行えるため、かかる時間はわずか2秒、ラバーダンベルなどのスピンロック式ダンベルの1/10以下。
フレックスベルの32kgタイプなら、最小2kgから32kgまで2kg刻みの16段階の重量調節ができ、肩・腕などの小さな筋肉から、脚・胸・背中の大きな肌肉まで鍛え分けが簡単になります。
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中級者にフレックスベルをすすめる理由
中級者にフレックスベルをおすすめするのは、トレーニングをはじめた頃より、トレーニング種目・トレーニング法にバリエーションが増えてくるからです。
たとえば、上腕を鍛える種目のアームカールはそれだけで、ひねって挙げるオルタナティブ、肘を後ろに引くドラックカール、肘を膝に乗せて行うコンセントレーションカールなどがあり、それに合った重量も変ってきます。
他にも、1セットで効果的に筋肉を追い込めるドロップセットというトレーニング法は、使っている重量で筋肉の限界がきたら、休憩をはさまず重量だけを落として再度限界までを繰り返します。
このような増えたトレーニングバリエーションには、フレックスベルのようなアジャスタブルダンベルが最適です。
ラバーダンベルなどのスピンロック式のダンベルでは、重量変更に時間がかかり過ぎてドロップセットなど、行うのが難しいトレーニング法もあります。
また、重量変更の手間がトレーニングのモチベーションを奪うため、中級者以上にはフレックスベルなどのアジャスタブルダンベルの重要性が上がってきます。
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アジャスタブルダンベルを使うと、元のスピンロック式ダンベルには戻れなくなるぐらい快適です。
フレックスベルのデメリット
便利なフレックスベルですが、ラバーダンベルにはないデメリットもあります。
- 重量変更機構が故障する
- グリップが太くて握力を消耗しやすい
- プレートの追加ができない
上にあげた以外のフレックスベルのデメリットや、メリットなど詳しい情報はコチラの記事にまとめてあります。
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重量変更機構が故障する
フレックスベルも含めアジャスタブルダンベルは、スピンロック式のダンベルほど耐久性がありません。
ワンタッチで重量を変更する機能のため、部品に金属ほど強度のない樹脂パーツを使ったり、パーツがかみ合う内部機構などがあるため、頑丈なスピンロック式ダンベルのようにあつかうと故障してしまう可能性があります。
特にフレックスベルは、グリップ部の内側に回転と連動して伸び縮みするシャフトが内蔵されています。プレートが正しくかみ合っていない状況で強引にグリップをひねるとグリップ内の機構が歪んで故障して、パーツ交換になることがあるため要注意です。
グリップが太くて握力を消耗しやすい
フレックスベルは、一般的なダンベルよりグリップが太たいめ握力を消耗しやすくなっています。
一般的な固定式ダンベルや、スピンロック式ダンベルのグリップ径は約28mmですが、フレックスベルのグリップ径は32mm。
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「4mm程度」と思うかもしれませんが、直径に直すと12mm以上の差があります。
鉄棒に手でぶら下がるのをイメージすれば判りやすいと思いますが、グリップの直径が太くなると指で握りこめなくなり、あっという間に手が疲れて落ちてしまうはずです。
手が先に疲れてしまうと、ダンベルを握っていられなくなり、鍛えたい筋肉をしっかりと追い込むことができなくなります。
手が平均より大きい方なら問題ない範囲ですが、手の小さい方はパワーグリップやリストラップなどの握力補助用トレーニングギアを用意しておくと良いでしょう。
プレートの追加ができない
また、フレックスベルは、追加のプレートを購入しての重量アップデートができません。
フレックスベルは重量を後から追加できる構造ではないため、購入時の重量が最大重量となってしまいます。32kgモデルで重量が不足したら、今度はそれ以上の36kgモデルや、別のダンベルに買い替えることになります。
高重量フレックスベル&フレックスベルタイプダンベル
最後に32kgより上のフレックスベルや、フレックスベルタイプのダンベルを紹介します。
フレックスベルの正規品は現状36kgモデルが最大重量ですが、HAIGEやLysinなど別のメーカーからフレックスベルと似た構造のアジャスタブルダンベルが発売されています。フレックスベルのコピー品とも言えますが、メーカー独自の改良が加えてあるので、デザインをそのまま真似ただけの粗悪なバッタものとは違います。
もし予算に余裕があるのなら、最初から高重量のフレックスベルを購入するのもありです。
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最初のダンベル選びは悩みすぎない
自分のトレーニングに合うダンベルを見つけることは、トレーニングのクオリティやモチベーションのため、ホームトレーニングには重要なポイントです。しかしダンベルは実際に買って使い込まないと、本当の良し悪しが判りません。
ダンベル選びに時間を費やすより、早くトレーニングをはじめる方が絶対に良いので、最初のダンベル選びはあまり悩まず、経験者のおすすめダンベルの中から予算に合ったものを買うのをおすすめします。
この記事では初心者にラバーダンベルをおすすめしましたが、セメントダンベルやブロックダンベルなど、環境や予算次第で別のダンベルを選ぶのもありです。
初心者向けのおすすめダンベルを「ダンベルは安いものでも大丈夫?」初心者におすすめのダンベル7選でまとめたので、興味のある方はコチラの記事も参考にしてください。