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ハイガーアルティメット|進化版フレックスベル?HAIGEの可変式ダンベルを徹底解説

※この記事はプロモーションを含みます。

キンタ

こんにちは!キンタです。今回はハイガーアルティメットの情報をお伝えします。

ハイガーアルティメットはHAIGEより発売されているアジャスタブルダンベルで、40kgの高重量と瞬時に重量変更ができるギミックを備えています。

でもメーカーのHAIGEはフィットネス業界では知名度が低いので、「このダンベルって実際どうなの?」なんて考えちゃいますよね?

この記事では、ハイガーアルティメットが気になる方のため、ダンベルの特徴やメリット・デメリット、ユーザーのレビューのまとめも紹介します。

ハイガーアルティメットを紹介しているページは少ないと思うので、購入を検討している方は、ぜひ当ページを参考にしてください。

ハイガーアルティメットの特徴&メリット

ハイガーアルティメットは、最大40kgの高重量に、オクタゴン(八角形)プレートを採用した進化系フレックスベルとでも呼ぶべきアジャスタブルダンベルです。

WIDE TARGET ULTIMATE LINE アジャスタブルダンベル HG-AJDB02 プロモーションムービー
キンタ

まずは各モデルの情報から見ていきましょう。

ハイガーアルティメット/36kgモデル

総合おすすめ度:4.3
コスパ★4.0|重量変更★3.8|サイズ★4.4|トレーニング★4.5|安全性★2.9

参考価格:99,500円

ハイガーアルティメット  HAIGE professional edition

  • 商品型番:HG-AJDB02-2
  • 重量変更:16段階/約2.3kg(5ポンド)刻み
  • サイズ:W44cm*H16.5cm*D16.5cm
  • グリップ径:32.5mm
キンタ

36kgモデルのフレックスベルにそっくりなスペックですが、重量変更の刻み幅がちょっと違いますね。

ハイガーアルティメット/40kgモデル

総合おすすめ度:4.5
コスパ★4.1|重量変更★4.0|サイズ★4.8|トレーニング★4.5|安全性★2.9

参考価格:103,800

ハイガーアルティメット

  • 商品型番:HG-AJDB03-2
  • 重量変更:16段階/約2.5kg刻み
  • サイズ:W44cm*H18.5cm*D18.5cm
  • グリップ径:32.5mm
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重量の刻み幅が2.5kgになり、36kgモデルと比べウェイトのプレート径がひと回り大きくなっています。

重量変更はフレックスベルと同じ

ハイガーアルティメットの構造はまんまフレックスベルなので、重量変更の方法も一緒です。

グリップをひねるだけでプレートの枚数が瞬時に変わるため、グリップの持ち替え不要のうえ両手同時に行うことが可能です。

引用:HAIGE公式HP

変更にかかる時間は約1秒、重量変更の手間・時間がほぼかからないため、トレーニングに集中できて効率が上がります。重量をどんどん落としながら行うドロップセットなども簡単に行えます

また、重量に応じてシャフトの長さが変わるため、重量を下げれば横幅が短くコンパクトになります。身体やダンベル同士への干渉を防げるので、ほとんど種目が制限されません

メリット

  • トレーニングに集中でき効率が上がる
  • ドロップセットなどが簡単
  • 種目の制限が少ない

最大40kgの高重量ダンベル

ハイガーアルティメットは、最大40kgに設定できる高重量モデルがあります。

正規のフレックスベルは36kgまでしかないため、高重量のフレックスベルタイプが欲しかった方にはピッタリです。

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40kgは筋トレガチ勢が満足できる重量です!

16段階 2.3/2.5kg刻みの重量調整

ハイガーアルティメットは、どちらのモデルも16段階の重量調整ができるので、ダンベル16セット分の役割を果たせます。

36kgモデル
16段階/約2.3kg(5ポンド)刻み
2.3kg/4.5kg/6.8kg/9kg/11.3kg/13.5kg/15.8kg/18kg/20.3kg/22.5kg/24.8kg/27kg/29.3kg/31.5kg/33.8kg/36kg
40kgモデル
16段階/2.5kg刻み
2.5kg/5.0kg/7.5kg/10kg/12.5kg/15kg/17.5kg/20kg/22.5kg/25kg/27.5kg/30kg/32.5kg/35kg/37.5kg/40kg

また、刻み幅が2kgと3kgの区間があるフレックスベル36kgモデルとは違い、刻み幅が常に一定なのでボリューム計算などトレーニング管理が楽になります。

メリット

  • ダンベル16セット分と同じ働きができる
  • トレーニングボリュームの計算が楽

※36kgタイプが2.3kg刻みと中途半端な数字なのは、基礎単位をポンドにしているからだと思われます。

オクタゴン(八角形)形状のウェイトプレート

判りやすいデザイン的な特性としてオクタゴン(八角形)のウェイトプレートを採用しています。

オクタゴンプレートは重心の偏りが少なく、円形プレートのダンベルに近い使い心地です。また、床置き時に面で接地するため安定しています。そのため、転がってダンベルの位置を見失うことがなく、置いた場所から動かないのでトレーニングのセット間もスムーズに移行できます。

さらに、床置きで傷が付かないようプレートの一部に樹脂製アンダーパネルが付いているなど、トレーニングの快適さを考えて設計されています。

メリット

  • 転がらずダンベルの位置を見失わない
  • 動かないから次セットにスムーズに移行できる
  • 樹脂製のアンダーパネルで床を傷つけにくい

3大アジャスタブルダンベルとの比較

引用:Bowflex・NÜO・Powerblock公式HP

ここからは、ハイガーアルティメットがのスペックを、3大アジャスタブルダンベル【フレックスベル・パワーブロック・ボウフレックス】と比較していきます。

※各ダンベルの1番重たいモデルで比較します。

最大重量

  • パワーブロック/ボウフレックス 41kg
  • ハイガーアルティメット 40kg
  • フレックスベル 36kg

最大重量は、パワーブロックやボウフレックスより少し軽めですが、1kgなら誤差レベル。ほぼ横並びのスペックといえます。

重量変更の刻み幅

  • パワーブロック/ボウフレックス 約2.3kg
  • フレックスベル 2~3kg
  • ハイガーアルティメット 2.5kg

重量変更の刻み幅では、他のアジャスタブルダンベルに劣ります。しかし2.5kg刻みとキリが良く、また最初から最後まで刻み幅が割らないので、重量の判りやすさやトレーニングのボリューム管理面では優秀です。

ダンベルサイズ

  • パワーブロック
    横幅:39.5cm/高さ:18cm
    最小横幅:約20cm
  • フレックスベル
    横幅:43.5cm/高さ18cm
    最小横幅:約24cm
  • ハイガーアルティメット
    横幅:44cm/高さ18.5cm
    最小横幅:約24.5cm
  • ボウフレックス
    横幅:48cm固定/高さ:約24cm

コンパクトさではパワーブロックには敵いませんが、重量が4kg低いフレックスベルの36kgモデルとほぼ同じです。

販売価格

  • ハイガーアルティメット 79,000円
  • フレックスベル 79,800円
  • パワーブロック 128,700円
  • ボウフレックス 141,000円

価格ではハイガーアルティメットが1番ですが、これはHAIGEの公式ショップの値段です。Amazonや楽天だと10万円以上するので要注意です。

また重量当たりの価格で見たコスパに関しても、ハイガーが頭一つ抜けています。

ダンベルコスパ(販売価格/1kg)
ハイガーアルティメット1,975円
フレックスベル2,216円
パワーブロック3,139円
ボウフレックス3,439円
キンタ

ハイガーのスペックはほぼ中間に位置していますが、コスパまで考えるとかなり優秀。バランスの取れたアジャスタブルダンベルだと言えますね。

ハイガーアルティメットのユーザー評価

Amazon・楽天市場ではまだレビューが付いていないため、Yahoo!ショッピングのユーザーレビューをまとめました。

オクタゴン(八角形)プレートの安定性

・日々の筋トレが捗るようになりました。形のおかげで転がらないのも想像通りでした。

・コンパクトさと八角形の転がり防止はとてもいいと思います。

・四角い形状で転がらないのはホームジムではいいです。 この重量で転がると危ない。

・ベンチに置いても八角形なので転がらないし、重量調整も簡単で当たりでした。

Yahoo!ショッピング公式

八角形プレートは、円形プレート同様重心の方よりも少ないため、「安定して置けて、転がらない」というポイントがユーザーに好評です。

重量変更がスムーズ

・今まではダンベルのウエイトを付け替えるのにかなり時間がかかっていましたが、すぐにウエイトの変更ができるのでアップからメインセット、他の種目にスムーズに移行できるのでとてもいい買い物をしたと思います。

・他の可変ダンベルに比べると、値段的には高価になりますが、商品説明どおり片手で重さの調整が出来ので、とても使い勝手かよく、購入して大正解でした。

・商品自体は素早く変更できて、素晴らしいです。

・ロック式のダンベルから買い替えました。 捻るだけで重量が変えられるので、ストレスがなくなりました。

Yahoo!ショッピング公式

良い評価で特に多かったのが、重量変更が簡単でスムーズに行えるというところでした。

キンタ

現状フレックスベルタイプの重量変更方式が1番簡単で人気がありますね。

重量変更機構には不安が残る?

・使い始めの時は最も内側にある半分の重さのプレートがスムーズに外れず、挙上途中に落下することがありました。

・フレックスベルは使用経験がないので実際の比較はできませんが、グリップを回す時の感触が想像より少し重いかな?と感じます。

・たまに重りの脱着が上手くできないことがありますが、プレートを一枚ずつ交換していたことを思うと屁みたいなものです。

Yahoo!ショッピング公式

使い慣れていないのも原因ですが「グリップが回しにくい」「プレートが落下した」など重量変更の不具合が見られるようです。

初期不良で交換してもらった

・セットで購入→片方が初期不良品。1番内側のプレートが外れるはずの重量(全重量の半分がこれ)でプレートが付いてきてしまう状態。初期不良は1週間以内に連絡とのこと。早急に連絡し、交換対応済み。交換品に関しては特に問題なく使用可能。

・シャフトに不具合がありましたが、販売元に連絡したところ、すぐに交換品の手配をしてくれました。

・安いので心配しましたが、形状も扱いやすく良い品です ただ、発送時の破損で一度交換してます チェックは入念に

Yahoo!ショッピング公式

レビューの1割強に初期不良で交換してもらったという内容が含まれていました。

キンタ

交換して貰えたといっても、初期不良が多い気がします…

ハイガーアルティメットのデメリットは?

ハイガーアルティメットのデメリットをまとめました。このページでは紹介していないユーザーレビューも参考にしています。

重量変更機構の耐久性が心配

ハイガーアルティメットは、正規フレックスベル同様デリケートな構造をしているため耐久性が心配です。

台座にダンベルを置いてグリップをひねると、内蔵されたギアが連動しシャフトが伸縮する仕組みなので、重量変更時は正しい位置にセットする必要があります。

中途半端な位置に置いて、ウェイトプレートの穴とシャフトがかみ合わないまま強引にグリップを回すとシャフトが歪んでしまいます。グリップのパーツは分解が難しく、1度歪むと取り返しがつきません。メーカー修理もきかずパーツの買い替えになるため要注意です。

また、ウェイトプレートの樹脂部分のパーツも衝撃に弱いため、できればダンベルミットなどを用意しておいた方が良いでしょう。

キンタ

ハイガーの構造はまんまフレックスベルをコピーしたようなものなので、デメリットもフレックスベルに似ています。

台座に戻すのが大変

これはどのアジャスタブルダンベルにも共通するデメリットですが、重量変更時に台座へ戻すのが大変です。

特に台座を床起きしている場合は、身体をかがめた状態で戻す必要があり、腰や膝に負担がかかります。

しかもバーベルを戻す台座とダンベルの隙間は、あまり余裕がないため、重量をしっかりコントロールして正確な位置に戻さなければなりません。トレーニングを開始前ならともかく、トレーニングで疲労した状態で行うのは意外と苦労します。

50~60cmの高さがある設置台を用意できれば、立ったまま重量変更ができるので大分楽です。予算に余裕がある方には、ハイガーアルティメット専用スタンドをおすすめします。

初期不良の割合が多いので要注意

ユーザーレビューの項目でも紹介した内容ですが、ハイガーアルティメットには初期不良が多そうです。

見てすぐに判る不具合なら良いのですが、しばらく使ってから判る初期不良は面倒です。時間が経つと初期不良として認められない可能性があります

初期不良について・商品受領後、1週間以内にご連絡ください。
※修理又はご交換のいずれかを当社判断にて、ご対応させていただきます

引用:ハイガー公式HP

また、ハイガーのダンベル以外のレビューを見ると、カスタマーサービスの悪い評価が確認できます。「営業時間内なのに留守番電話」「1ヶ月以上返答がない」など、カスタマーのレスポンスが期待できないのでユーザー自身の素早い対応が必要です。

キンタ

届いたらすぐに動作確認するのをおすすめします。

ハイガー以外のフレックスベルタイプ

フレックスベルタイプの選択肢として、ハイガーアルティメット以外のダンベルも紹介します。

PROVERBELL(プロバーベル)41.5kg

総合おすすめ度:4.8
コスパ★4.1|重量変更★4.3|サイズ★4.3|トレーニング★4.0|安全性★3.2
メーカー:Lysin

参考価格:¥84,800円(41.5kg・2個セット)

  • 商品型番:PB-415-SLV
  • 重量変更:26段階/約1.5kg刻み
  • サイズ:W44cm*H19.3cm*D19.3cm
  • グリップ径:37mm

PROVERBELLは、最大重量41.5kgのメタルボディのフレックスベルタイプダンベルです。

重量刻みが1.5kgとハイガーアルティメットより細かいため、トレーニングボリュームを細かく調整したい方にはおすすめです。弱点はグリップが太めなところ、3.7cmもあるため、握力補助のギアを使わないと先に前腕が疲れてしまいます。

Y&Y メタルダンベル32kg

総合おすすめ度:4.8
コスパ★4.2|重量変更★5.0|サイズ★2.0|トレーニング★3.8|安全性★3.2
メーカー:Y&Y

参考価格:¥56,900円(32kg・2個セット)

  • 商品型番:LS-METAL32
  • 重量変更:30段階/約1.0kg刻み
  • サイズ:W48cm*H17cm*D20cm
  • グリップ径:38mm

メタルダンベルは重量刻み幅1kgで、恐らく1番細かく重量調整ができるアジャスタブルダンベルです。シャフトにプレートカバーが付いているため台座に戻しやすく、またオンザニーのとき膝に当たる感触が柔らかいのも特徴です。

また、アジャスタブルダンベルとしては珍しい回転式プレートなので、ダンベルを振ったさいにプレートが慣性で回転し手首への負担を軽減します。

弱点はプレートカバーのせいで、横幅が常に固定されてしまっている所。横幅が常に48cmもあるため、一部種目が制限されてしまいます。

関連ページPROVERBELL・メタンダンベルの情報は、PROVERBELL・メタルダンベルを徹底解説に詳しくまとめてあるので、興味のある方はこちらもどうぞ。

オクタゴンアジャスタブルダンベル32kg

総合おすすめ度:4.3
コスパ★3.9|重量変更★4.0|サイズ★4.6|トレーニング★4.5|安全性★3.0
メーカー:IROTEC PRO

引用:IROTECPRO 公式HP
  • 商品型番:TO-OAD2S32W
  • 重量変更:16段階/約2.0kg刻み
  • サイズ:W44cm*H16.5cm*D16.5cm
  • グリップ径:32mm

オクタゴンアジャスタブルダンベルは、フレックスベルをそのまま八角形のプレートにしたようなデザインで、重量変更の構造やサイズもほとんど一緒です。

価格はフレックスベルより少し安いのですが、公式HPを含めAmazon・楽天など各ECモールで、レビュー・評価が全く見当たらないため、実際の性能が未知数です。

HAIGE(ハイガー)の会社情報

HAIGEは溶接機・プラズマカッターなどの産業機械や、DIY・農業機械・フィットネス用品などを自社開発し、直接販売しているメーカーで、東京と群馬に拠点のある日本の企業です。

会社名ハイガー株式会社
代表板橋 晴美
住所〒498-0063
愛知県弥富市東末広7-7
連絡TEL:0276-55-2275
support@haigeshop.net

ハイガーアルティメットは高重量を求めるホームトレーニーにおすすめ

ハイガーアルティメットは、高重量のフレックスベルがほしい方にはおすすめのダンベルです。

ユーザーが少ないため、耐久性や使い心地に疑問が残る部分はありますが…

  • 40kgの高重量
  • 転がりにくいオクタゴンプレート
  • 36kgのフレックスベルとほぼ同額

フレックスベル以上のメリットもある、まさに進化系フレックスベルです。

キンタ

個人で使う分にはかなり優秀と言えるアジャスタブルダンベルなので、ホームジム用の候補に加えても良いでしょう。

  • この記事を書いた人

キンタ

元転勤族のサラリーマン。しょっちゅう部屋がかわるので、その度に新しくホームジムを構築し、スポーツクラブも10店舗以上渡り歩く。現在は今までの経験を元に、自慢のマイトレーニングルームからフィットネス情報を発信。モットーは「健康的にデカク!」

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