こんにちはキンタです!今回はトレーニング用ジョイントマットを紹介します
- ホームジム用ジョイントマット選びで困っている…
- ホームジム用ジョイントマット選びの基準を教えて
- おすすめのジョイントマットから選びたい!
ジョイントマットは、自宅のトレーニングスペースを気軽に補強できるアイテム。扱っているメーカーが多く、ホームセンターや100均でも手に入るため選択肢が豊富です。
また、ジョイントマットとトレーニング内容の相性もあるため、自分のホームジムにピッタリなジョイントマットが欲しくても、何を基準に選んでよいかと困ってしまいますよね?
実際、私もいくつかトレーニング用ジョイントマットを試しましたが、性能や使い心地に納得がいかず何度か買い替えています。
そんな失敗をさせないため、この記事では私のホームトレーニングで得た経験を元に、おすすめのトレーニング用ジョイントマットをピックアップしました。選び方のポイントなども簡単にまとめたので、ぜひ参考にしてください。
目次
トレーニング用ジョイントマットの選び方は?
トレーニング用のジョイントマットとは、トレーニングの音・衝撃を和らげたり、床の表面を保護するための補強材です。主にEVAやPEが素材なので軽く、クッション性もありダンベルや自重でのトレーニングに向いています。
また、パズルのようにジョイント可能なデザインなので、自由に組み換え部屋やトレーニングスペースの都合に合わせた使い方ができるのもポイントです。
値段もジム用のゴムマットと比べると1/2~1/4程度。導入費用を安く抑えられるため、多くのホームトレーニーが愛用しています。
トレーニング用ジョイントマットを選ぶときは、以下のポイントをおさえておきましょう。
トレーニング用ジョイントマットのポイント
- ジョイントマットの硬度
- ジョイントマットの厚み
- ジョイントマットのサイズ
ジョイントマットの硬度
最初にチェックしたいのはマットの硬度、トレーニング用には硬度の高い製品がおすすめです。硬度は、トレーニング用のジョイントマットとホームセンター・100均で買える普通のジョイントマットとの1番の違いでもあります。
普通のジョイントマットは、生活音を和らげる緩衝材やカーペットのような役割があります。
普通のジョイントマットの役割
- 足音・生活音などの軽減
- 床面の硬い感触を和らげる
- 床面の断熱効果
つまり、普通のジョイントマットに求められるのは快適な柔らかさです。
一方、トレーニング用のジョイントマットに求められるのは、快適にトレーニングできる硬さです。クッション性が高く柔らかすぎては、上で運動をするにはバランスが悪く、トレーニングには向きません。
普通のジョイントマットの硬度(ショアC)は30~45の間なので、硬度50以上は欲しいです。高硬度をうたっておきながら、硬度40程度のトレーニング用ジョイントマットもあるので要確認。
実際にとあるトレーニング用ジョイントマットを使った感想ですが、硬度40だと100均のと大差ありません。
ジョイントマットの厚み
マットの厚みも大事な要素ですが「厚ければ厚いほど良い」という訳でもありません。自分のやりたいトレーニング内容によって必要なマットの厚さが変わります。
基本的には厚みがあるほどクッション性があり防振・防音性能が高くなりますが、体重をかけた箇所の沈み込みも深くなってしまいます。
マットが沈み込んでも問題のない、自重系やエアロビクス系のトレーニングなら厚手タイプの方が良いです。しかし、ダンベルなど重量のあるトレーニング器具を使う場合、足元が不安定だと、踏ん張りが効かず転んでしまう危険もあります。
ウェイトトレーニング用に床の表面を保護するなら10mm前後、音や衝撃をなるべくおさえたいなら20mmなどの分厚いタイプを選ぶと良いでしょう。
厚み | トレーニング | 用途 |
10mm前後 | ダンベル | 床表面の保護 |
20mm前後 | 自重トレーニング エアロビクス ストレッチ ヨガ・ティラス | 防音・防振 |
バーベルなど、ダンベルより重量のあるトレーニング器具を使うなら、硬度・防音・防振性能の高いジム用のゴムマットが必要です。
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ジョイントマットのサイズ
トレーニングスペースにもよりますが、マット1枚サイズ(面積)が大きいタイプを選んだ方が良いでしょう。
サイズが小さいと敷きつめるときに調節しやすいのですが、マット同士の隙間が多くなってしまいます。トレーニングの衝撃でかみ合わせが外れたり、隙間にゴミが溜まってしまうため、極力少ない枚数で床面をカバーした方が快適です。
カットも簡単なので、大きいサイズを選んでカットしてサイズを合わせるのがおすすめです。
メーカー選びも大事
似たようなスペックの製品でも、メーカーによって当たり外れがあるためメーカー選びも大事です。
特に、Amazonのおすすめで出てくるジョイントマットは、サクラチェッカーでステマ判定されている品質の怪しいものが多いため、ハズレをつかまされる可能性は高いです。
できれば、マット専門メーカーやスポーツ/フィットネスブランドが販売しているジョイントマットを選んでください。価格が安くても、売れ筋商品をジャンル問わず無差別に扱っているショップは、ハズレも多いので注意が必要です。
おすすめトレーニング用ジョイントマット14選
キンタが厳選した、おすすめトレーニング用ジョイントマット14選を紹介します。
商品 | 画像 | 評価 | 価格/1㎡ | 参考価格 | 枚数 | 硬度(ショアC) | サイズ | 厚さ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
LEADING EDGE EVA超硬質ジョイントマット10mm | 4.3 | 3,667円 | 5,500円 Amazon | 6 | 80 | 50cm×50cm | 10mm | |
FEILDOOR エクササイズ用ジョイントマット10mm | 4.4 | 2,086円 | 3,380円 Amazon | 8 | 55 | 45cm×45cm | 10mm | |
SUPER DEAL ジョイントマット12mm | 4.5 | 1,067円 | 5,080円 Amazon | 12 | 40 | 63cm×63cm | 12mm | |
GronG ジョイントマット10mm | 4.2 | 1,593円 | 2,580円 Amazon | 8 | - | 45cm×45cm | 10mm | |
コモライフ ジョイントマット12mm | 4.5 | 917円 | 1,980円 Amazon | 6 | - | 60cm×cm | 12mm | |
SOLPEX トレーニングジョイントマット12mm | 4.3 | 1,431円 | 3,090円 Amazon | 6 | 40 | 60cm×60cm | 12mm | |
BARWING ジョイントマット20mm | - | 2,769円 | 5,980円 Amazon | 6 | - | 60cm×60cm | 20mm | |
Yes4All ジョイントマット10mm | 4.5 | 1,133円 | 2,530円 Amazon | 6 | - | 61cm×61cm | 10mm | |
ProsourceFit パズルエクササイズマット12.5mm | 4.6 | 1,233円 | 5,507円 Amazon | 12 | - | 61cm×61cm | 13mm | |
ISL スポーツマット26mm | - | 3,320円 | 4,980円 Amazon | 6 | 50 | 50cm×50cm | 26mm | |
BODYMAKER ジョイント式マット12mm | - | 6,417円 | 2,310円 Amazon | 1 | 65 | 60cm×60cm | 12mm | |
FIGHTINGROAD ジョイントマットDX20mm | - | 7,150円 | 7,150円 楽天市場 | 1 | 40 | 100cm×100cm | 20mm | |
WILDFIT ジョイント式ジムマット10mm | - | 6,000円 | 12,000円 Amazon | 8 | 65 | 50cm×50cm | 10mm |
ハイスペック・ジョイントマット
少し値段が張りますが、硬度が高いなどスペックに優れたトレーニング用ジョイントマット。特に硬度65以上のマットなら、ウェイトトレーニング用の床補強材としても優秀です。
EVA超硬質ジョイントマット|LEADING EDGE
参考価格/1㎡
3,667円
ゴムマットに迫る最硬クラスのジョイントマット
リーディングエッジのEVA超硬質マットは、ショアC硬度80の超硬質ジョイントマットです。
ショアC硬度80は、普通のトレーニング用ゴムマットの硬度の1.5~2倍の数値のため、高重量の負荷がかかっても沈み込みが最小限に抑えられます。合板や他のジョイントマット合わせて使えば、パワーラックの床補強にも流用できるレベルです。
サイズ | 50cm×50cm |
厚さ | 10mm |
硬度(ショアC) | 80 |
枚数 | 6枚 |
ジョイントマットDX|FIGHTING ROAD
参考価格/1㎡
7,150円
有酸素系に使える厚手大判のジョイントマット
FIGHTING ROADのジョイントマットDXは、柔道など格闘技の道場の床を想定したデザインの、20mm厚で1枚1㎡の大判マットです。
大判で厚みもあるのでマット同士のかみ合わせが強力になり、飛んだり跳ねたり大きく動く有酸素運動などにおすすめです。
サイズ | 100cm×100cm |
厚さ | 20mm |
硬度(ショアC) | 40 |
枚数 | 1枚 |
スポーツマット26mm|ISL
参考価格/1㎡
3,320円
衝撃吸収の26mm極厚マット
ISLのスポーツマットは、格闘技用にも使える26mmの極厚タイプです。
普通のジョイントマットの3倍近い厚さがあるため、防音・防振性能が高く、衝撃のある激しい動きにも対応しています。また、裏表がブラック&グレーのため、モノトーンの渋いリバーシブルに出来るのも嬉しいポイントです。
ただし厚みがある分、沈み込みはある程度覚悟する必要はあります。
サイズ | 50cm×50cm |
厚さ | 26mm |
硬度(ショアC) | 50 |
枚数 | 6枚 |
ジョイント式ジムマット|HOVIBA
参考価格/1㎡
6,000円
リバーシブルの大判極厚マット
HOVIBAのトレーニングマットは、1cm×1cm×2.5cmの大判&極厚タイプ。少ない枚数で広い範囲をカバーできるので、トレーニングスペースをひっかかりの少ない床にすることが可能です。また、色違いのリバーシブルで使えるため、気分に合わせて色を組み合わせることもできます。
また表面は合成レザー仕上げになっているため、少々割高ですが床の素材感もこだわりたい方におすすめです。
サイズ | 100cm×100cm |
厚さ | 25mm |
硬度(ショアC) | - |
枚数 | 8枚 |
ジョイント式ジムマット60cm硬式タイプ|BODYMAKER
参考価格/1㎡
6,417円
安心の90日補償・重量級ジョイントマット
硬度が65あるため、高重量のマシーンの重量も受け止めることができます。また、1枚当たりの重量が850gと、ジョイントマット中では質量のある方なので、トレーニングの防音・防振にも期待できる製品です。
値段は高めですが、90日間の補償もついているため安心して使えます。
サイズ | 60cm×60cm |
厚さ | 12mm |
硬度(ショアC) | 65 |
枚数 | 1枚 |
価格とスペックバランスの取れたジョイントマット
価格とトレーニング用としてのスペックのバランスが取れたマット。強いこだわりがなければ、この辺りのグレードでも充分トレーニングが可能です。
エクササイズ用ジョイントマット|FIELDOOR
参考価格/1㎡
2,086円
汎用性の高い硬質ジョイントマット
FIELDOORのジョイントマットは、汎用性の高い硬質タイプです。
硬度55と適度な硬さがあるため、ウェイトトレーニングにも自重系トレーニングどちらにも対応可能。また、10mmと20mmタイプがあるため、トレーニングに合わせて選ぶことができます。
サイズ | 45cm×45cm |
厚さ | 10mm/20mm |
硬度(ショアC) | 55 |
枚数 | 8枚 |
ジョイントマット|GronG
参考価格/1㎡
1,593円
安全に使える国産ブランドのジョイントマット
GronGのジョイントマットは、安全性にポイントを置いた製品です。
トレーニングにおけるスペックは平均的ですが、JIS規格の90度の耐熱試験、抗菌活性値4.7以上と高い数値、安全で清潔に使えます。また、最大48枚入りのお得パックもあるため、床面積が広い場合はコスパも高くなります。
サイズ | 45cm×45cm |
厚さ | 10mm |
硬度(ショアC) | 40 |
枚数 | 8枚 |
トレーニング ジョイントマット|SOLPEX
参考価格/1㎡
1,430円
大人気のジョイントマット
適度な硬度とサイズ感で、ホームトレーニーから幅広く支持されているSOLPEX。
値段も手頃なのでスペックも手頃ですが、硬度は40と普通のジョイントマットと大差ないため、高重量のバーベルトレーニングなどには向いていません。
サイズ | 60cm×60cm |
厚さ | 12mm |
硬度(ショアC) | 40 |
枚数 | 6枚 |
ジョイントマット|BARWING
参考価格/1㎡
2,769円
ルームランナー用20mmジョイントマット
BARWINGのジョイントマットは、衝撃吸収力の高い20mmタイプです。
ルームランナーマシンをメインで販売しているBARWINGが、自宅で走る音を吸収するために開発したマットのため、ウェイトトレーニングはもちろん、飛ぶ・跳ねるといった激しい動きにも対応可能です。
サイズ | 60cm×60cm |
厚さ | 20mm |
硬度(ショアC) | 不明 |
枚数 | 6枚 |
コスパ重視のジョイントマット
トレーニング用としての性能は未知数ですが、とにかく価格重視で床面をカバーしたい方におすすめのジョイントマットです。
ジョイントマット|SUPER DEAL
参考価格/1㎡
1,067円・12mm
1,165円・19mm
コスパ最強のトレーニング用ジョイントマット
SUPER DEALのジョイントマットは、トレーニング用の中では1番のハイコスパ製品。12mm・19mmとトレーニング内容に合わせて厚さも選べます。
硬度は一般的なジョイントマットと大差ありませんが、24枚入りなので6畳間をまるまるカバーできるのもポイントです。
サイズ | 63cm×63cm |
厚さ | 12mm/19mm |
硬度(ショアC) | 40 |
枚数 | 48枚 |
ジョイントマット|コモライフ
参考価格/1㎡
917円
日用品メーカーのトレーニングマット
コモライフ自体は、スポーツ・フィットネス関連のメーカーではありませんが、日用品メーカーらしく快適な環境を目指したマットのため、ヨガやストレッチなど軽いトレーニング用としては充分なスペックがあります。マットの厚さなどを考えず、面積当たりの単純な安さでは1番です。
サイズ | 62cm×62cm |
厚さ | 12mm |
硬度(ショアC) | 不明 |
枚数 | 6枚 |
ジョイントマット|Yes4All
参考価格/1㎡
1,133円
家庭用フィットネスメーカーのジョイントマット
アメリカの家庭用専門のフィットネスメーカー、Yes4All近世のジョイントマット。オーソドックスなスペックですがAmazonで高い評価を受けています。
また、フィットネスメーカーの出している中では、最安クラスのハイコスパマットでもあります。
サイズ | 61cm×61cm |
厚さ | 10mm |
硬度(ショアC) | 不明 |
枚数 | 6枚 |
パズルエクササイズマット|ProsourceFit
参考価格/1㎡
1,233円
フィットネス大国アメリカの専門メーカー
ProsourceFitは、フィットネス大国アメリカのホームフィットネスメーカーで、パズルエクササイズマットは発売以来世界中で高い評価を受けているトレーニングマットです。輸入品のため硬度は不明ですが、12枚入りで5,000円台とハイコスパです。
サイズ | 61cm×61cm |
厚さ | 12.5mm |
硬度(ショアC) | 不明 |
枚数 | 12枚 |
トレーニング用ジョイントマットのデメリットは?
トレーニング用ジョイントマットのデメリットもまとめました。
素材独自の臭いがある
ジョイントマットのメイン素材であるEVAは独特の臭いがし、人によっては刺激臭に感じる場合もあります。開封後は数日で臭いが薄まるはずなので、すぐに使わず陰干してから使うのがおすすめです。
※EVA素材自体は有害な物質ではないため、臭いがあっても危険な揮発成分ではありません。
柔らかいのでバランスが取りにくい
ジョイントマットは柔らかさが逆にデメリットにもなります。トレーニングでは安定した姿勢が求められますが、EVA素材のジョイントマットクッション性が高くバランスが取りにくいです。またソフトさはあっても弾力には欠けるため、ジム用のゴムマットほどの防音・防振の性能はありません。
軽いのでズレやすい
ジョイントマットは軽いため、トレーニングの衝撃で簡単にずれてしまいます。素材としてのグリップ力もないため、ジャンプなど勢いのある動作をすると床の上を滑ってしまうのです。そのため、マットのかみ合わせた部分が開いて隙間ができやすいという弱点もあります。
素材としてのグリップがなく滑りやすい
トレーニング用ジョイントマットは、表面が滑りやすい性質もあります。ゴム素材とはちがい、素材表面の摩擦が少ないため、あまりグリップが効きません。また水を弾くため、汗が落ちるとよりツルツルになるので注意が必要です。
※開封直後は、表面に剥離剤(オイル成分)が残っていることがあるため余計に滑りやすいです。使用前にぬるま湯で拭き取ってから使ってください。
まとめ
トレーニング用ジョイントマットは、安くて軽いため気軽に床補強ができる、コスパの高いアイテムです。
ジム用ゴムマット比べると硬度・防音・防振性能が低いため、高重量のウェイトトレーニングには不向きな製品が多いですが、自重トレーニング・ホームジムレベルのダンベルトレーニングには性能を発揮できます。
逆に、床補強なしのトレーニングは騒音・床の破損などトラブルに発展しやすいです。
ホームジムを検討している方はトレーニング用のジョイントマットから準備することをおすすめします。
関連記事
また、ホームジムの床補強の詳細は、ホームジムに床補強が絶対に必要な3つの理由の記事にまとめてあるので、こちらも要チェックです。