トレーニング器具

購入前に絶対に知っておきたい!フレックスベル【10のデメリット】とその解決策

キンタ

こんにちはキンタです!今回はフレックスベルのデメリットにフォーカスしてみました。

フレックスベルはホームトレーニーに大人気のアジャスタブルダンベルです。片手で瞬時に重量を変更できて便利なうえ、形状もジムの固定ダンベルに近く使いやすいのが魅力です。

しかし普通のスピンロック式のダンベルと比べ、耐久性や安全性に関するデメリットの情報をよく目にします。価格の問題もあるため、購入をためらっている方も多いはずです。

この記事では、フレックスベルのデメリットが気になっている方のため、フレックスベルのデメリット情報とその解決策をまとめました。あらかじめ知っておけば、対策できるデメリットばかりなので購入を検討している方は是非目を通していって下さい。

フレックスベルのデメリット10選とその解決策

  1. グリップ故障で重量変更ができなくなる
  2. 重量変更機構の耐久性が低い
  3. ダンベルをドロップできない
  4. ダンベルを台座に戻すのがストレス
  5. 台座が持ち上がってしまう
  6. グリップが普通のダンベルより太い
  7. 最大重量が36kgまでしかない
  8. 重量変更が2kg刻み
  9. プレートのエッジが鋭い
  10. 値段が高い

グリップ故障で重量変更ができなくなる

フレックスベルはグリップが故障すると重量の変更ができなくなります。

フレックスベルのコアパーツであるグリップには、グリップの回転に連動して伸び縮みするシャフトが内蔵されています。このシャフトの長さで持ち上げるプレートの枚数を調節し重量を変更しているのです。

そのため、グリップの回転機構が故障すると、シャフトの長さが変わらず重量変更ができなくなってしまいます

グリップパーツを購入

グリップパーツは1度壊れると修理の効かないパーツですが、グリップのみの購入が可能です。壊れたパーツからプレートを取り除いて、グリップだけ差し替えれば正常に動作するようになります。また正規代理店なら保証期間内の自然故障であれば、無償で修理・交換もしてもらえます。

重量変更機構の耐久性が心配

フレックスベルはグリップパーツの故障をはじめダンベルとしての耐久性が低いという口コミをみかけます。実際「普通に使っていて突然グリップパーツが壊れた」というケースもあります。

新型フレックスベル

2kg刻みの新型フレックスベルは耐久性が向上しています。

故障の口コミが多いのは4kg刻みのフレックスベル初期型です。初期型は伸縮シャフトが細く、また重量変更機構自体が繊細だったため、トラブルが多発していました。

2021年以降に発売した2kgの新型フレックスベル(NÜOBELL)は、シャフトが太く頑丈になりました。また、トラブルの原因となっていた重量変更機構自体を改良したため、自然故障はほとんどなくなっています。

キンタ

ただし、直接床に落とすなど強い衝撃を与えると故障します。これは樹脂パーツを使っているアジャスタブルダンベル全体の弱点です。

ダンベルをドロップできない

前の項目での弱点として出てましたが、フレックスベルは故障するリスクがあるためドロップさせることができません。この場合のドロップとは、セット後に床にダンベルを放り投げるように置く行為です。床にダンベルを戻す余力を残す必要がないため、より筋肉を追い込めますが、ダンベル・床が破損したり、跳ねて危険です。

海外のジムでは見かける光景ですが、日本のジムでは危険行為として禁止されています。

ダンベルマット

フレックスベルに関わらず、ドロップさせるのは危険なのでおすすめできません。しかし、力尽きた場合のセーフティーとしてダンベルマットを用意しておくと、故障・事故のリスクを減らせます。

分厚く衝撃吸収力が高いため、力尽きてダンベルを落としても、安全にダンベルを受け止めてくれます。

ダンベルを戻すのがストレス

フレックスベルを台座に戻すのがストレスと感じるユーザーが多いようです。

普通のスピンロック式のダンベルは台座が存在しないため、そのまま床に置くだけです。しかしフレックスベルは、重量変更の度に台座に戻す必要があるため、中腰になってダンベルを支える姿勢にストレスを感じてしまうようです。

フレックスベル専用スタンド

フレックスベル専用のスタンドがあれば中腰のストレスを軽減できます。台座ごと膝の位置あたりにフレックスベルをセットできるため、腰にかかるストレスは最小限です。

ただし、スタンドを用意すると設置スペースも必要になってくるため、自分の部屋との相談になるでしょう。

台座が持ち上がってしまう

フレックスべルの32kg/36kgモデルの最大重量を持ち上げたときに、フレックスベル本体が台座から離れずに持ち上がってしまうことがあります。

フレックスベルの台座は軽い樹脂パーツが多いため、最大重量を使うと台座が軽くなり、本体にくっついてきてしまうのです。脚で台座を剥がしたり、片手で支えながら持ち上げるなど、ちょっとした手間がストレスです。

専用スタンドで台座を固定

これも専用スタンドがあれば解決できます。スタンドに付属しているベルトで台座を固定できるため、ダンベル本体に台座がくっついてくるのを防げます。

グリップが普通のダンベルより太い

フレックスベルのグリップ直径は32mmで、普通のダンベルより4mm太くなっています。直径に直すと12mmも差があるため、それなりに握力を消耗してしまいます。狙った部位より先に前腕が疲れて追い込めなくなることもあるようです。

パワーグリップ

パワーグリップなど握力補助をできるトレーニングギアがあれば解決します。

パワーグリップやリストストラップは、バーベルやダンベルのバーに巻きつけて使うことで、握力を補助し前腕の疲労を最小限にとどめることのできるトレーニングギアです。特にパワーグリップは手のひら・手首の保護もかね、活躍の広いアイテムなので1組用意しておくのをおすすめします。

興味のある方は、パワーグリップおすすめ情報の記事をどうぞ。

最大重量が36kgまでしかない

フレックスベルは現在、20kg/32kg/36kgの3種類しか重量がないため、扱える最大重量が36kgです。女性なら20kgでも充分ですが、高重量を目指す男性トレーニーだと36kgは物足りなくなってきます。

PROVERBELL

フレックスベルではありませんが、フレックスベルと似たデザインのPROVERBELLがおすすめです。フレックスベルの正規代理店でもあるライシンから発売されている、フレックスベルタイプのアジャスタブルダンベルで、最大重量が41.5k。日本で手に入るアジャスタブルダンベルの中では最重量級です。

重量変更が2kg刻みでしか替えられない

フレックスベルの重量変更は基本2kg刻み、36kgモデルは2kg刻みのなかに3kg刻みの区間があります。

本来なら2kg刻みで調節できるのはメリットなのですが「もっと細かく重量調節してトレーニングを管理をしたい。」という要望もあるようです。

メタルダンベルシリーズ

もっと細かく重量変更がしたい方には、ライシンのメタルダンベルシリーズがおすすめです。

メタンダンベルシリーズは、1~1.5kg刻みで重量変更が可能なアジャスタブルダンベルです。正規のフレックスベルではありませんが、構造はほぼ同じのため、強いこだわりがなければメタルダンベルの方が使いやすいかもしれません。

メタルダンベルシリーズ詳細はこちらの記事にまとめてあります。

プレートのエッジが鋭い

フレックスベルのプレートは、角が面取りされていないためエッジが鋭くなっています。また、金属の表面を塗装しているだけなので、塗料越しに金属の感触がダイレクトです。怪我をすることはまずありませんが、直接肌にあたると痛みを感じるかもしれません。

厚手のウェアを用意する

トレーニング用に少し厚めのウェアを用意して下さい。

肌に密着する薄手のレギンスだけだと、エッジの食い込みが痛いかもしれませんが、薄手のジャージだけでもかなり痛みを抑えられます。生地の厚いストレッチパンツなどがあれば、気にもならないデメリットです。

価格が高い

価格はフレックスベル1番のデメリットかもしれません。人気の高い32kgモデルは約75,000円、普通のダンベルの2~3倍です。アジャスタブルダンベルの中では安い方ですが、気軽にポンポンかえる価格ではありません。

正規代理店で購入

おすすめは割引額の大きな正規代理店での購入

日本正規代理店のMotionsFit公式ショップからの購入で、定価から5,000円の割引&2年間の製品保証も付きます。

こちらからの購入で5,000円割引

また、新品にこだわらなければ、フリマサービスで5~6割程度の価格で手に入れることも可能です。

フレックスベルを安く買う方法に関しては、別の記事で詳しく紹介しています。

フレックスベルのデメリットと解決策のまとめ

ポイントまとめ

  • グリップ故障で重量変更ができなくなる
    グリップパーツのみ購入
  • 重量変更機構の耐久性が低い
    新型フレックスベルは耐久性が向上
  • ダンベルをドロップできない
    ダンベルマットを準備する
  • ダンベルを台座に戻すのがストレス/台座が持ち上がってしまう
    フレックスベル専用スタンド
  • 最大重量が36kgまでしかない
    PROVERBELL
  • 重量変更が2kg刻み
    メタルダンベルシリーズ
  • プレートのエッジが鋭い
    厚手のトレーニングウェアを用意する
  • 値段が高い
    MotionsFit公式ショップから購入

フレックスベルは色々なデメリットがあるため、完璧なダンベルとは言えません。しかしデメリットの情報を把握したうえで、解決策を準備して使えばストレスなく使えるはずです。

  • この記事を書いた人

キンタ

元転勤族のサラリーマン。しょっちゅう部屋がかわるので、その度に新しくホームジムを構築し、スポーツクラブも10店舗以上渡り歩く。現在は今までの経験を元に、自慢のマイトレーニングルームからフィットネス情報を発信。モットーは「健康的にデカク!」

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