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巻き方ひとつで効果が変わる|リストラップの正しい使い方とは?

キンタ

こんにちは!キンタです。今回はリストラップの巻き方を解説します。

ひょっとして、リストラップが上手く巻けない、もしくは正しく巻けているか自信がない、という悩みを抱えていませんか?

リストラップは適当に巻いても、ある程度の効果がありますが、せっかくなら上手く・正しく巻き方を覚えて、よりリストラップの効果を引き出しいですよね。

実際、私も我流でリストラップを巻いている期間がありましたが、正しい使い方を覚えてからは、手首の痛みが減り、あつかう重量も増えました

この記事では、リストラップの使い方&巻き方による効果の違いを徹底解説します。ベンチプレスで手首の痛みや、重量で伸び悩んでいる方はぜひ目を通していってください。

また、リストラップ選びに迷っている方はコチラの記事も参考にして下さい。

リストラップを巻く位置

まずは、リストラップを巻く位置から見ていきましょう。

基本は、以下のどちらかだと思います。

  • 手首の関節のライン
  • 手の甲に1~2cmほどかかる位置

それぞれにメリット・デメリットがあるので、紹介します。

手首の関節ライン

手首の関節ラインは、ちょうど手首が折れ曲がる位置で橈骨・尺骨(腕の骨)の端を結ぶラインです。

橈骨・尺骨の端は、手の甲側から確認する判りやすいと思います。尺骨の端は手首の小指側の出っ張りです。橈骨側は少しわかりにくいですが、親指側の手首を触ると、ボコっと骨が出っ張っているのが橈骨の端です。

手首の関節ラインでリストラップを巻くのは、主に橈骨と尺骨を引き締め、ウェイトの荷重で開いたり、ズレたりするのを防げます。また、手首の関節事態には被せていないため、可動域が広く、自分の好きな角度に手首を寝かせることが可能です。

反面、可動域の広さがデメリットとなります。手首を自由に動かせるため、過度に背屈させてしまい関節痛めやすいのです。特にベンチプレス時、バーベルを指側の方で支えてしまうと危険です。

手の甲に1~2cmほどかかる位置

手首の関節を基準に指1本分程度(1~2cm)上のラインです。

手首の関節ラインの1~2cm上としていますが、手の大きさや、関節の造りによっても変わってきます。手首を背屈させ手の甲にリストラップの縁が当たる位置で巻くとやりやすいです。

※ベンチプレスの公式大会の規定だと、手の甲には2cmまでしか被せられません。

手の甲に被せて巻くと、橈骨と尺骨を引き締める効果はもちろん、手の甲に被った生地がストッパーとなり、手首が過度に背屈するのを防いでくれます

一方、関節の可動域が減るため、手首が立ちやすいのがデメリットです。手首が立つと動作中にグラついて不安定になったり、親指の付け根を痛める場合もあります。

次は、リストラップの巻く方向も解説します。

リストラップの内巻きと外巻き

リストラップは左右を取り換えれば、内巻き・外巻きどちらの方向にも巻くことができますが、巻く方向によっても効果が異なります

リストラップ内巻きの効果

内巻きは、腕を前に出して巻く場合、身体の内側に向かって巻き付けるやり方で、バーベルベンチプレスで重量をあつかうのに向いています

リストラップを内巻きすると、自然と手首は巻いた方向に回転(回内)しやすくなります

リストラップが最も活躍するベンチプレスでは、バーを握るさい手首を回内させバーに対し逆八の字で握る方法が推奨されています。これは、手首に負担が少なく、前腕の延長線上に負荷を重心をもってこれる握り方です。

リストラップを内巻きにすれば、自然と手首が回内し理想的なバーの握り方に近づくため、より重量をあつかいやすくなります。

しかし、手首の回内に連動して脇が開き、肩への負担が増えるため要注意です。

リストラップ外巻きの効果

外巻きは、身体の外側方向に巻く巻き方です。

リストラップを外巻きをすると、内巻きとは逆に、手首が身体の外側に回転(回外)しやすくなります。手首が回外すると、連動して自然と脇が閉じるため、肩への負担を抑えることができます

バーベルベンチプレス時の脇の角度は、45~60°ぐらいが一般的です。しかし、重量が増えると無意識に身体が楽をしようとして、脇が開きがちになり、バーを降ろす位置が頭側に近づいてしまいます

バーを降ろす位置が頭側に寄り過ぎると…

  • 肩関節に筋肉がはさまる
  • 肩関節の可動範囲を超える
  • ウェイトを肩関節で受けてしまう

などの理由で肩を傷めてしまいます。

しかし、リストラップを外巻きすることで、脇が閉じてバーベルを降ろす位置がお腹側に近づき、肩に余計な負担がかからなくなります。

ただし、脇が閉じて手首も回外するため、扱える重量が少し落ちてしまうかもしれません

巻く方向と巻く位置の【組み合わせ】による影響

少しマニアックな内容になりますが、リストラップの巻く位置と巻く方向の組み合わせでも効果が変わります

橈骨・尺骨以外にも、手首の根元には8個の小さな骨(手根骨)が存在し、この手根骨の位置次第で筋肉の緊張と緩和をコントロールできるので

具体的には以下のようになります。

位置/方向内巻き外巻き
手の甲筋肉が緊張
筋肉のテンションが高まる
筋肉がリラックス
可動がスムーズ
手首筋肉がリラックス
可動がスムーズ
筋肉が緊張
筋肉のテンションが高まる

リストラップの巻く方向・巻く位置の関係は、こちらの動画で詳しく紹介されています。

もう迷わない!リストラップ巻き方の正解が見つかる動画

筋肉が緊張し【筋肉のテンションが高まる】組み合わせ

  • 手首のラインで内巻き
  • 手首の甲のラインで外巻き

このふたつの組み合わせは、手首に連動する筋肉が緊張し、筋肉のテンションが高まります。

緊張というとマイナスなイメージに取られがちですが、この場合は緊張により筋肉のテンションが高まり、反発力が働くようになります。関節の自由度が下がり、筋肉の可動域がせまくはなりますが、芯が通り強い力を発揮しやすい状態です。

キンタ

力を発揮しやすいため、ベンチプレスなどの高重量のトレーニングに向いています。

筋肉がリラックスし【関節の可動がスムーズになる】組み合わせ

  • 手首のラインで外巻き
  • 手首の甲のラインで内巻き

こちらの組合せの場合、連動する筋肉がリラックスします。

関節の可動域が広くなり、スムーズに動くためコントロール重視でトレーニングしたい場合におすすめです。

キンタ

筋肉の可動域を広く使えるため、筋肥大のトレーニングにも向いています。

リストラップ 巻き方(内巻き・外巻き)と注意点

では最後に、肝心のリストラップの巻き方巻く際の注意点を解説します。

リストラップ【内巻き】の巻き方

ループに親指を通し、手のひらから小指側の方向に回す

※ループが伸びて巻きにくい場合は、中指~小指を使いリストラップの角をおさえておきます。

手首か、手の甲のラインを通るように軽く巻き付ける

両手で引っ張り合い強く締める

1周目の巻きが緩まないように気を付けながら、最後まで強めに巻き付け留める

ワンポイント

2週目以降で巻く手を持ち替えるさいは、リストラップを親指ではさんでやると、1週目の巻きが緩みません。

リストラップ【外巻き】の巻き方

ループに親指を通し、手の甲側に回す

手首か、手の甲のラインを通るように軽く巻き付ける

両手で引っ張り合い強く締める

1周目の巻きが緩まないように気を付けながら、最後まで強めに巻き付け留める

ワンポイント

2週目以降で巻く手を持ち替えるさい、リストラップを中指~小指ではさむと巻きが緩みません。

リストラップを効果的に巻くための注意点

リストラップを効果的に巻き付けるための注意点です。

  • 1週目は強めに巻く
  • リストラップの縁を揃えて巻く
  • 巻くときは手首の角度に形を気を付ける

1週目は強めに巻く

リストラップは基本的に強く締め付けるように巻きますが、1周目の巻きは手首にフィットする土台でもあるため、特にゆるみが無いように意識してください。1周目が弱いと2周目以降を強く巻いても、ズレたり固定力が弱くなってしまいます。

リストラップの縁を揃えて巻く

リストラップの縁はなるべくそろえて巻き付けてください。縁をそろえた分、リストラップの記事の厚みが増し、手首の固定力が強くなります。あえて斜めに巻いて覆う範囲を広くする方法もありますが、その分中心部分が薄くなり、手首を圧迫する圧力も分散してしまいます。

巻くときは手首の角度と形に気を付ける

巻きつけらる側の手首は、極力ウェイトを握るさいの角度と手の形にして巻いて下さい。

巻いた後に手首を反らしたり手を開こうとしても、リストラップの生地の厚みと圧力に押されて、巻き付けたさいの形に戻ってしまいバーを握りずらくなってしまいます。

上手くリストラップが巻けない方は…

紹介したリストラップの巻き方では、手の持ち替えで緩んでしまったり、手首の角度を上手く固定できない方もいると思います。

そんな、方にはBURSTLIMITのKE-TAさん提唱の巻き方がおすすめです。

KE-TA巻きは、1度逆の手にリストラップを巻き取ってしまうことで、巻き付けるときの持ち替えが最小限になります。そのため、特に手首に何度も巻き付ける必要のある丈の長いリストラップに向いた巻き方です。

KE-TA巻きの方法

親指と人差し指でループ部分をはさむ

1度リストラップを全て緩く巻き付ける

逆の手でマジックテープを部分をつまむ

つまんだまま逆の手でリストラップを巻き取る

両手で引っ張りながら、もう1度巻き付け留める

キンタ

巻き付ける対象の手を使う必要がないため、手の持ち替えによる緩みがなく、手首の角度も固定したまま巻くことができるのです

リストラップの正しい選び方・巻き方【ベンチプレス】

解説に使ったリストラップは、king2ring/pk360です。柔らかく耐久性もあるため、トレーニングをはじめたばかりの方や、普段使いのトレーニングにピッタリです。

リストラップの巻き方、まとめ 

リストラップの巻く位置や方向で、効果が変わってしまうのが判っていただけと思います。

ただし、この記事で紹介したリストラップの巻き方は、人によっては違う効果を感じたり、巻き方自体が合わないかもしれません。色々と試しながら、自分のトレーニングに合った巻き方を探してみてください。

また、トレーニング用のリストラップ選びで迷っている方は、おすすめリストラップ25選の記事も参考にしてください。

  • この記事を書いた人

キンタ

元転勤族のサラリーマン。しょっちゅう部屋がかわるので、その度に新しくホームジムを構築し、スポーツクラブも10店舗以上渡り歩く。現在は今までの経験を元に、自慢のマイトレーニングルームからフィットネス情報を発信。モットーは「健康的にデカク!」

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