こんにちは!キンタです。低予算のトレーニング器具情報をまとめました。
筋トレでちょっと身体を引き締めたいのだけど…
- 小遣いでジム会費を毎月払うのは大変
- ジムに通っている時間がない
- ホームジムにもお金をかけられない
なんていうハードルがありませんか?
実際、ジムへ通うには時間の余裕が必要で、継続的に会費もかかります。ホームジムで鍛えるのにも、ダンベルを買うだけで数万円。
少ないお小遣いでやりくりしている会社員には厳しい現実です。
そんな人のため、低予算でできるホームジムのアイディアとトレーニング器具の情報をまとめました。
筋トレに興味のある方は、是非参考にして下さい。
目次
予算5000円で作るホームジム
まず予算は5,000円以内なので、ダンベルやベンチなどウェイトトレーニングの器具は買えません。
そろえるのは、自重トレーニング系のトレーニング器具です。
自重トレーニング用の器具と聞いて、がっかりすることなかれ。ゴリラのようなムキムキは流石に無理ですが、バキバキの引き締まった身体なら充分作れます。
また、いきなりジムと契約して高い会費を払うより、お小遣いの範囲でホームジムを作った方が、お財布に受けるダメージも少ないはずです。
さて、低価格でそろえられるおすすめのトレーニング器具は以下になります。
- ヨガマット
- 腹筋ローラー
- プッシュアップバー
- バランスボール
- トレーニングチューブ
- なわとび
- ストレッチポール
この7点は、Amazonで1,000~2,000円程度で買えるアイテムばかりです。
全部そろえると5,000円は超えますが、まずは上から3~4つそろえれば、立派なホームジム。充分トレーニングできます。
さて、ここからは7つの器具の特徴や選び方のポイントを解説していきます。
またホームジム作りの手順に関しては自宅トレーニー必見!絶対に失敗しないホームジムの作り方でまとめてあります、こちらも参考にしてください。
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自宅トレーニー必見!絶対に失敗しないホームジムの作り方
本記事は、ホームジムの作り方を紹介しています。 筋トレが好きで、ジム通いしていると、「自分だけの空間 ...
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ヨガマット
まず、最初にそろえたいのはヨガマットです。
「え?マットなんて必要なの?」と思うかもしれませんが、マットは重要です。
ヨガマットの特徴
- 身体の保護
- 衝撃や音の吸収
- グリップがあり滑りにくい
床に何も敷かないでトレーニングすると、滑ったり身体を痛めたりしますが、マットが1枚あるだけで快適になります。
まず、マットの弾力性が身体を保護し、肘や腰で体重を支えても痛みを感じにくくなるのです。
さらに、衝撃を吸収し消音効果もあります。身体を動かすと、気を付けていてもバタバタドンドンとうるさいので、アパート・マンションに住んでいるなら騒音を防げるところは見逃せません。
また、表面がデコボコとしており適度なグリップがあります。そのため滑りにくくトレーニングの動作が安定します。
また、このマットは広げても1畳分以下のスペースしか取りませんし、使用しないときは簡単に巻いて収納できます。ヨガや自重トレーニング、ピラティスなど、幅広い活動に利用できるので、ぜひおすすめです。
ヨガマット選びのポイント
ヨガマットを選ぶ際のポイントも紹介します。
大事なのはサイズと厚さです。
マットのサイズは大きい方がトレーニングしやすいので、180cm×60cmぐらいのサイズがあると安心です。
座布団サイズのヨガマットもありますが、トレーニングの応用が効かないのであまりおすすめできません。
マットの上に寝転がったり、身体を動かしてもはみ出さないサイズが望ましいので、身長やトレーニングに合わせるのが良いでしょう。
マットの厚みによって使い心地が変わります、自重トレーニングメインならマットの厚みは、5mm前後がバランスがとれています。
薄いと、軽くて持ち運びには便利ですが、身体の保護や、衝撃・音の吸収能力が期待できません。
逆に厚いタイプはクッション性、安定感、グリップ感が増し高性能ですが、けっこう高額です。また、重量もあるため置きっぱなしになってしまいます。
厚さ | 値段 | グリップ | 身体の保護 | 衝撃・音 |
---|---|---|---|---|
3mm以下 | ◎ | △ | × | × |
4~6mm | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
7mm以上 | × | ◎ | ◎ | ◎ |
腹筋ローラー
続いておすすめしたいのが、腹筋ローラー(アブローラー)、小さいし安く手に入りますが、その腹筋運動効果は最強レベルです。
腹筋ローラーの特徴
- 運動強度が高い
- 体幹・肩・腕も鍛えられる
- 負荷の調整が効く
なんといっても、腹筋ローラーは見た目以上に強度の高い運動ができます。筋トレ上級者レベルの運動ができるので、腹筋を鍛えるなら腹筋ローラー1台で十分です。
また腹筋だけでなく、広背筋・僧帽筋・脊柱起立筋・腹斜筋などの体幹、三角筋や腕の筋肉も同時に鍛えられます。
「そんなきつい運動できない!」という方も安心して下さい。膝をつけたり、身体の降ろす角度を浅くすることで、負荷の調節も可能です。
正直、腹筋ローラーは1万円以上する腹筋マシンよりも効果が高く、コストパフォーマンスも抜群のトレーニング器具です。
腹筋ローラー選びのポイント
腹筋ローラーを選ぶさいのポイントも紹介します。
大事なのは、ローラーの大きさ&数です。
ローラーは転がり抵抗(転がりやすさ)に影響します。
ローラーが大きいほど進行方向への転がり抵抗が少なくなり、回転がスムーズです。逆に小さい転がり抵抗が大きいため、転がすのに大きな力必要となります。
またローラーの数が多いほど、転がり抵抗が分散され、この場合も回転がスムーズになります。
つまりローラーが大きくて数の多いタイプの腹筋ローラーほど、運動強度が少なくなります。
負荷は自分でも調節可能ですが、初心者は転がり抵抗の少ないタイプから入ると続けやすいでしょう。
プッシュアップバー
おすすめ筋トレグッズみっつめは、腕立て伏せの効果をアップさせてくれるプッシュアップバーです。
腕立て伏せは大胸筋を鍛え、厚みのある胸を形成するだけでなく、上腕三頭筋(二の腕)も発展させ、たくましい上半身を作り上げるのに役立ちます。
プッシュアップバーの特徴
- 大胸筋をストレッチできる
- 手首の怪我を防げる
プッシュアップバー1番のメリットは、大胸筋のストレッチです。
プッシュアップバーは、通常の腕立て伏せより胸を深く降ろすことができるため、大胸筋に強いストレッチがかかります。
筋肉はストレッチ(伸ばす)方向に負荷がかかると、より効率的に筋肥大するため、プッシュアップバーでのトレーニングは普通の腕立て伏せより早く筋肉を成長させられます。
また、腕と手首が一直線の状態でトレーニングできるため、手首の負担がなく怪我のリスクを減らせます。
プッシュアップバー選びのポイント
正直、低価格帯のプッシュアップバーの機能にほとんど違いはありません。
構造が単純なため、違いはデザイン・グリップの素材・滑り止めぐらいです。
あえてポイントを上げるとすれば、グリップ部の回転機構です。
回転機構のあるあるプッシュアップバーは、グリップを握ったまま手首を回転させらるので前腕にも刺激が入ります。
また身体を降ろす位置に合わせて手首を回転させられるので、回転機構のないプッシュアップバーより手首の負担を減らせます。
ただし、回転機構付きは高額なので予算と相談です。
バランスボール
バランスボールもおすすめの筋トレグッズです。
「これって筋トレに使えるの?」と思うかもしれませんが、色々な自重トレーニングに応用可能です。
バランスボールの特徴
- インナーマッスルを鍛えられる
- 自重トレーニングに応用可能
バランスボールは、インナーマッスルを刺激するのに効果的です。
インナーマッスルは、身体の内側にある筋肉で、日常的な姿勢制御などの役割があります。逆に腕立て伏せなど大きな力を使うときにはアウターマッスルが使われるため、普通の筋トレだと鍛えにくい部位でもあります。
バランスボールは不安定なため上に座るだけで、バランスを取ろうとインナーマッスルが多く使われます。アウターマッスルの関与が少ないため、特に効果的です。
またバランスボールの不安定さを利用し自重トレーニングにも使えます。
たとえば、ボールの上に脚や腕を乗せて腕立て伏せ、背中と壁の間にボールをはさんでのスクワットなど、バランスを取るため体幹も多く使われるため、効率よく鍛える事が可能です。
バランスボール選びのポイント
バランスボール選びのポイントは、耐荷重とサイズです。
耐荷重は、バランスボールが耐えられるの重さの限界です。
とはいってもトレーニング時は自分の体重以上の荷重がかかるので、自分の体重×1.5倍ぐらいの耐荷重がおすすめです。
自分の体重×1.5倍程度の耐荷重があれば、50cmぐらいの高さから飛び乗っても耐えられます。
ボールサイズは身長によって合うサイズが変わるので、以下の表を参考にしてみてください。
身長 | ボールサイズ |
---|---|
~150cm | 45cmまたは55cm |
150cm~170cm | 55cmまたは65cm |
170cm~180cm | 65cmまたは75cm |
180cm~ | 75cmまたは85cm |
トレーニングチューブ
トレーニングチューブは、ゴムの負荷を利用した筋トレグッズです。
トレーニングチューブの特徴
- 伸ばせば負荷が強くなる
- 怪我のリスクが低い
- 色々なトレーニングに応用可能
トレーニングチューブの特徴は、伸ばせば負荷が増すところです。
そのため、チューブの長さや引く距離を自分で設定すれば、運動強度も自由に設定できます。その特性を活かし、自重トレーニングの負荷がタイミングで、逆に負荷をかけられるなど色々と応用が効きます。
また、トレーニング中の怪我を避けることができます。
ダンベルなどと違い途中で力を抜いても、ゴムが縮むだけなので、器具落下や関節を怪我するリスクを避けられます。
自重トレーニング以外にも、アームカール・サイドレイズなどちょっとしたダンベル代わり、ドアや突起にひっかけてケーブルマシン代わりなど、色々なトレーニングに応用可能です。
また、まとめれば小さな袋にはいるぐらいコンパクトなため置き場所にも困りません。
トレーニングチューブの選び方
トレーニングチューブは、トレーニングに合わせたタイプで選びます。
トレーニングチューブは主に以下の4タイプがあります。
ループバンドは、バンド状のゴムが輪になっているトレーニングチューブ。身体や突起などに引っかけて使えるので、応用範囲の広いタイプですが、耐久性が低めです。
チューブタイプはシンプルに太いだけのゴムチューブなので、結んで輪にしたり、トレーニングに合わせてカットして使ったりができます。手に巻き付けて使うので、食い込みが気になります。
セラバンドは薄いゴムをテープ状にしたトレーニングチューブです。見た目に反して高い耐久性があります。
チューブハンドル付きは、両端にグリップハンドルが付いています。チューブをカラビナにかけて使うタイプが多く、ひとつのハンドルに複数のチューブを付け運動強度を増すといった利用法もあります。
値段も安いので最初はループバンドがおすすめです
縄跳び
だれしも小学生のときに使ったことのある縄跳び。これもおすすめのグッズです。
縄跳びの特徴
- 脂肪燃焼効果が高い
- 全身を鍛えられる
- リズム・バランス感覚
縄跳び最大のメリットは脂肪燃焼効果。ジャンプで身体の上下移動が激しいため、普通のジョギングより高い効果が期待できます。
また、縄跳びは全身を鍛えられるトレーニングでもあります。メインで使われるのは、ふくらはぎなどの下半身ですが、飛ぶさいには上半身の筋肉も動員されます。またコードを回すので手首・腕にも適度な負荷が入ります。
中でも1番使われる「ふくらはぎ」は第二の心臓と呼ばれており、下半身に降りた血液を上半身に送り返すポンプのような役割があります。ふくらはぎを鍛えれば血流がよくなり代謝がアップ、効率よく脂肪燃焼させてくれるので太りにくい体質になります。
他にもなわとびは、リズム・バランス感なども同時に鍛えられるので、日常生活でも身体をスムーズに動かせるようになります。
縄跳びを選びポイント
縄跳びを選ぶポイントは、コードの素材とグリップの長さです。
縄跳びのコードの素材は主に、ワイヤータイプとビニールタイプです。
ワイヤータイプは太くて重量があるため、遠心力で回しやすい特徴があります。一方ビニール素材は軽くて柔らかいので、肌に当たっても痛くありませんが、慣れるまでは少し回しにくいと感じるかもしれません。
軽快に回せるので、個人的にはワイヤータイプがおすすめです。
グリップの長さも回しさに影響します。
短いと手首の負担が減りますが、遠心力を使えないので速く回すのが少し大変です。逆にグリップが長いと、速く回せますが手首に負担がきます。
成人男性ならグリップ長め、女性は少し短めでもい良いでしょう。
コードにひっかかるのが怖い!という方には、コードのないエア縄跳びなんていうのもありますよ!
ストレッチポール
ストレッチポールは直接身体を鍛えられるものではありませんが、身体の調子を整えられる筋トレグッズです。
身体の下に置いて、ゴロゴロ転がるだけで、背中、肩、ふくらはぎ、太ももなど全身をストレッチさせることができます。
ストレッチさせることで、筋肉の緊張がほぐれ、その部分の血流が良くなります。
血流がよくなれば、コリによる痛みがなくなり、筋トレ後の身体の回復促進も期待できます。
また、背骨が整うことで姿勢の改善、肋骨が広がるので深い呼吸など、健康効果も高いです。
実際私はストレッチポールで、悩んでいた腰の痛みが改善されました
まとめ
低予算で買えるトレーニング器具を紹介しました。
7点全てそろえる必要ありませんが、ヨガマット・腹筋ローラ・プッシュアップバー・バランスボールの4点はかなりコスパの良いアイテムなので優先的な購入をおすすめします。
トレーニングが続けられたら、他のトレーニング器具も徐々にそろえていきましょう。
また、紹介したトレーニング器具、実はほとんどDAISOで買えちゃいます。
1番高い物でも600円程度なので、全部そろえても5,000円以内。
デザインが微妙で選択肢もせまめですが、トレーニング器具としての性能は充分。耐久性をふくめ問題なく使えるアイテムばかりです。
DAISOのトレーニング器具に関しては、別のページで詳しく紹介しています。興味のある方はこちらもどうぞ。