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こんにちはキンタです!今回はFLYBIRDのトレーニングベンチを解説します。
Amazonでトレーニング用のベンチを検索すると、FLYBIRDのベンチが上位に表示されませんか?
商品を見れば、安いうえにスペックも優秀なので「気になるけど、逆に怪しい…」なんて思っちゃいますよね?
実際Amazonには、人気のある製品のデザインだけをコピーして安価に製造されたパチものがあふれています。安いとはいえ、お金を出してそんな粗悪品は買いたくありません。
この記事は、その安さとスペックから気になっている方の多い、FLYBIRD製格安ベンチレ特集です。Amazonレビューや口コミ情報をもとに、その9の特徴を解説していきます。
目次
FLYBIRDの格安トレーニグベンチ
FLYBIRDのトレーニングベンチは…
1万円前後で購入できる、ホームジム用の格安アジャスタブルベンチです。
軽くてコンパクトなデザインながらスペックは優秀で、耐荷重が300kg前後あり高重量のウェイトトレーニングが可能。また、シートの角度を多段階に変更できるため、種目・体型に合わせた調節ができるのもポイントです。
FLYBIRDには数万円する準業務用クラスのベンチもありますが、Amazon・楽天市場などのECサイトには登録されておらず、欲しい場合は個人輸入になると思われます。
FLYBIRDとは…
FLYBIRDは、トレーニングベンチの設計・研究開発を手掛けるブランドです。本社は中国にありますが、2000年から約20年間、主に米国市場で活躍しており、アメリカ版アマゾンで高い評価を受けています。
Amazon公式
中国企業の製品に不安があるなら、日本のフィットネスブランドBARWINGが似たような価格帯・スペックでトレーニングベンチを出しています。詳しくはコチラの記事をどうぞ。
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では、FLYBIRD9つの特徴について見ていきましょう。
スペック&口コミから見えるFLYBIRDベンチ9つの特徴
スペックや商品レビューなどの口コミから判る、FLYBIRD9つの特徴がこちら。
- 価格1万円前後の格安トレーニングベンチ
- 高耐荷重
- 多段階で調節できるシート
- 組み立て不要
- メイン市場は米国で本社は中国
- 安定性が心配
- クッションの耐久性が低い
- アメリカで20年の販売実績
- ステマ疑惑
では詳細を見ていきましょう。
高重量トレーニングのできる耐荷重
特徴2つ目は、高重量のトレーニングに耐えられる耐荷重です。
FLYBIRDベンチの平均耐荷重は約300kg、単純計算なら平均体重の男性がボディビルダークラスのベンチプレスをしても耐えられます。
ホームジムでそこまでの高重量をあつかうことは滅多にありませんが、より高い重量に耐えられるベンチの方が安心してトレーニングができます。
多段階で調節できるシート
特徴3つ目は、多段階で角度を変えられるシートです。
FLYBIRDのベンチは、基本的なフラットベンチ状態に加え、バックシートを起こした5段階のインクライン、モデルによっては多段階のデクライン。また、座面シートの角度を変更できるモデルもあります。
バックシートの角度はトレーニングに大きく影響します。たとえばベンチプレス系なら、
- フラット→大胸筋中部
- 浅いインクライン→大胸筋上部
- 深いインクライン→三角筋前部
という風に、角度によって効いてくる筋肉の部位が変わってきます。
FLYBIRDのベンチのように多段階でシート角度を設定できる方が、効かせる筋肉やトレーニング自体を細かく設定できるようになるのです。
組み立て不要
特徴4つ目は、組立て不要ですぐに使える点です。
トレーニングベンチは価格やサイズにもよりますが、自分で組み立てる製品もあります。
製品によっては組み立てが面倒で、届いたその日は組み立てに費やされてしまう人もいるぐらいです。
よし、トレーニング用ベンチ組み立て完了!意外と苦戦した…
— ☆カイザー☆🔞 (@hellkaiser0301) July 7, 2020
でもこれで思う存分ダンベル出来る!
……だけど今日はもう遅いから明日だな、もう明日になってるけど pic.twitter.com/DeXNbPZDUx
また、せっかく安く購入できても、組み立て用の工具が高くついてしまう場合もあります。
私は組み立て工具代に5,000円ほどかかりました。
FLYBIRDは完品で納品されるため、フットレストやロックピンを差し込むだけ、納品後5分後にはトレーニングを開始できます。
安定性が心配
特徴の6つ目は、トレーニング時の安定性に欠ける点です。
椅子の部分がガタガタするわい。
腹筋メインで使いたいのに毎回がっくん×2いってトレーニングに集中できないわい。
つっかえ棒の付け替え易さの為のこの緩さなんだろうが、このガタガタはどうにも釈然としないわい。
Amazon公式HP
FLYBIRDのベンチに限らず、軽量タイプのトレーニング器具はあまり安定性がなく、トレーニング時にフレームがきしんだり、グラついてしまいます。
これは造りの問題ではなく、純粋に重量の問題です。
ペットボトルなんかをイメージすると判りやすいと思います。同じ大きさでも、空のボトルと水の入ったボトル、どちらが揺れやすいか判りますよね?
ジムに置いてある業務用のトレーニングベンチは40~60kg以上、ホームジム用でも少し良いものなら20kgほどですが、FLYBIRDのベンチは10gk前後しかありません。
構造上、上からの荷重には耐えられても、ベンチ自体が軽すぎるため横や斜めからの衝撃で簡単にグラついてしまいます。
クッションの耐久性が低い
特徴の7つ目は、クッションの耐久性が低い事です。
アームカール用の20kgのシャフトを少し放置した際に中のスポンジ??が反発しないので、くぼみになってしまってます。
Amazon公式HP
FLYBIRDのクッション素材は発泡ポリエチレンです。発泡ポリエチレン自体は耐荷重や弾力が高く、ウレタンフォーム同様よくクッションに使われている素材としてですが、その耐久性は密度によって変わってきます。
FLYBIRDは恐らくコストダウンのため、耐久性の高い高密度の発泡ポリエチレンを使っておらず、短期間でヘタってしまう可能性があります。
メイン市場は米国で本社は中国
FLYBIRDメインの市場はアメリカで、アメリカのAmazonで非常に高い評価を受けていますが、本社は中国の浙江省にあり、代表も中国の方です。
また、製品を保管しているメインの倉庫はアメリカです。公式HPでしか販売されていないトレーニングベンチは、アメリカから取り寄せることになるため納品に時間かかります。
アメリカで20年の販売実績
8つ目の特徴は、アメリカで20年以上の販売実績がある点です。
本社が中国の企業は、有名メーカーのコピー製品を販売しているところが多く、見た目やカタログスペックは本家と似ているのに、素材・製造工程・検品などでコストカットしているため、粗悪なパチモノが多いと言われています。
しかし、FLYBIRDはアメリカで長年の販売実績がありAmazonでも高い評価を受けているため、粗悪なパチモノとは違います。
ステマ疑惑
特徴の最後は、ステマ疑惑がある点です。
FLYBIRDは、Amazon製品のステマレビュー評価サイト・サクラチェッカーで、ステマ度が高いショップと判定されています。
ただしステマ判定の理由は、
- 過去製品のステマ疑惑
- 公式HPが見つからない
- 中国本社という地域性
といった内容です。
サクラチェッカーの詳細分析を確認すると、現行のFLYBIRD製品ではサクラレビューの可能性は低いと判定されていますし、FLYBIRDの公式HPは検索すれば見つかります。
実際にひっかかるのは、中国に本社があるぐらいです。
中国系企業に限らず、知名度得るためにサクラレビューを使うショップは多数あります。おそらくFLYBIRDも初期は、戦略的にステマをしていたとは思いますが、現在はステマに頼らない評価を受けているはずです。
FLYBIRDベンチの特徴はつかめたと思うので、次は製品ラインナップも紹介します。
FLYBIRDトレーニングベンチのラインナップ
画像 | |||
製品名 | FB LITE | FB139 | WP129 |
タイプ | アジャスタブル フォールディングタイプ | アジャスタブル フォールディングタイプ | アジャスタブル フォールディングタイプ |
参考価格 | 8,380円 | 10,480円 | 10,980円 |
耐荷重 | 317kg | 270kg | 300kg |
シート高 | 45cm | 42cm | 42cm |
販売 | Amazonで☑ | Amazonで☑ | Amazonで☑ |
ウェイトベンチ|FB LITE
参考価格: 8,380 円
総合おすすめ度:3.1
コスパ★4.7|耐荷重★3.1|トレーニング★4.0|評価★3.1
安いのに高性能なアジャスタブルベンチ
FB LITEはFLYBIRDでは1番安価なモデルですが、他のモデルに引けを取らないアジャスタブルベンチです。
317KGの耐荷重と、最大-30度のデクラインも可能なため、活躍できるシーンが多くトレーニングの幅を広げてくれます。
また、折りたたみ時も無駄な突起がなくコンパクトに収納可能です。
耐荷重 | 317kg |
シートの高さ | 45cm |
角度調整 | インクライン5段 デクライン2段 |
重量 | 12kg |
アジャスタブルウェイトベンチ|FB 139
参考価格: 10,480 円
総合おすすめ度:2.8
コスパ★3.7|耐荷重★2.6|トレーニング★4.4|評価★3.1
超軽量で扱いやすい
FB139は重量8.5KG、FLYBIRDベンチの中で最軽量のアジャスタブルベンチです。
軽くても耐荷重は270KGあるため、高重量のトレーニングにも対応できるレベル。角度変更も、シート・バックシート共に多段階で調節可能なため、トレーニングごとに細かく設定できます。
耐荷重 | 270kg |
シートの高さ | 42cm |
角度調整 | インクライン5段 座面2段 |
重量 | 8.5kg |
アジャスタブルウェイトベンチ|WP129
参考価格: 10,980 円
総合おすすめ度:2.9
コスパ★3.8|耐荷重★2.9|トレーニング★4.5|評価★3.0
コンパクトな高性能ベンチ
WP129は、小型&コンパクトながらもスペック・機能を両立させたアジャスタブルベンチです。
耐荷重は高重量のウェイトトレーニングに耐えられる300kg。シート・バックシート共に多段階で角度を変更できるため、体格や各種トレーニングに合わせた調節が可能です。
またバックシートにはランバーサポートがついています。人間工学に基づき、腰への圧力を分散させる効果があるため、長時間のトレーニングでも腰を痛めにくくなっています。
耐荷重 | 300kg |
シートの高さ | 42cm |
角度調整 | インクライン5段 デクライン1段 座面3段 |
重量 | 10kg |
FLYBIRDのトレーニングベンチまとめ
安さとスペックの高さが気になるFLYBIRDのトレーニングベンチをご紹介しました。
FLYBIRDは中国ブランドなので、正直ちょっと怪しい感じはぬぐいきれません。しかし、フィットネス大国アメリカで、20年以上の実績があるのもまた真実です。
また、安定性・クッションの耐久性の点から満点とは言えませんが、ホームジムで使う分には充分なスペックをもったコスパの高いトレーニングベンチで、これからホームジムを作ろうとする方におすすめです。
FLYBIRD以外のトレーニングベンチも検討したい方は、初心者におすすめのトレーニングベンチ11選をどうぞ。ベンチ選びのポイントも一緒に解説しいているので参考になるはずです。
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