こんにちは!キンタです。今回はWASAIの情報をまとめました。
WASAIといえばコンパクトでコスパの良いトレーニング器具が特徴ですが、他のスポーツメーカーやフィットネスブランドと比べ、知る人ぞ知るレベルの知名度。
- WASAIってどんな会社?
- こんな所の器具で大丈夫?
- 激安ハーフラックが気になる…
なんて疑問が湧いてきますよね?
そんな方のため、WASAIの情報をわかりやすくまとめました。WASAIで1番人気のハーフラックを中心に、口コミ・評判も解説します。
WASAIのトレーニング器具が気になっている方は、ぜひ参考にしてください。
目次
WASAI会社情報
価格★5.0|性能★3.0|口コミ★4.0
WASAIは2010年に誕生したエクササイズ健康器具の通販会社です。
主力商品は、まさかのぶら下がり健康器、そしてぶら下がり健康器から発展させたハーフラックなので、バリバリのスポーツメーカーとは少し毛色が違います。
また、現在の商品ラインナップはぶら下がり健康器とトレーニングベンチだけ。もちろん種類はいくつかありますが、この二つだけに絞られています。
ラインナップが妙に尖った会社ですね
会社名 | 株式会社 和才 |
東京オフィス | 埼玉県川口市西青木1-9-18 和才ビル ☎048-234-1582 |
代表 | 崔 賢 |
WASAIのハーフラックMK780
価格 | 24,980円 |
サイズ | W124cm×D100cm×H209(220)cm |
重量 | 35kg |
耐荷重 | 150kg |
ラックの刻み幅 | 6.5cm |
WASAIのトレーニング器具で1番人気といえば、ハーフラックMK780です。
ハーフラックというよりは「ぶら下がり健康器に機能を付け足したトレーニング器具」といった感じですが、コンパクト&低価格なうえ、セーフティーバーとチンニングバー・ディップスバーまで付いています。
なんと、あの山本義徳さんもホームジムのバーベルラックにはWASAIMK780を採用しています。
ホームジム完成!
— Yoshinori Yamamoto (@claymoreberserk) April 16, 2020
◆ダンベル
フレックスベル32kgペア45492円
◆ベンチ
PROIRON 8999円
◆バーベルセット 54800円
・シャフト×1本
・ラバープレート合計100kg
・本革トレーニングベルト
・リストストラップ
・スクワットパッド
◆チン&ディップ&ハーフラック 25980円
合計135271円 pic.twitter.com/Ex5MAUQxzq
山本 義徳(やまもと よしのり)
元NPCボディビルダーで、現在は登録者65万人超えのYoutuber・パーソナルトレーナー・VALXの監修など、フィットネス業界に強い影響力がある。筋肉博士のあだ名でも有名。
激安なハーフラック
WASAIのハーフラックMK780の価格は20,000円台、これより安いバーベルラックは他にもありますが、簡易的なものばかりです。
たとえば、上部を連結するフレームがないためチンニングができなかったり、セーフティーバーが別売りだったり、スクワットしかできないラックもあります。
いっぽうWASAIMK780は、この値段でコンパクトながらもバーベルラックとして必要なパーツがしっかりそろっています。
WASAI MK780 | WILD FIT ハーフラック | BODYMAKER フリーセイフティスタンド2 |
---|---|---|
引用:WASAI公式HP | 引用:WILDFIT公式HP | 引用:BODYMAKER公式HP |
セーフティーバー チンニング | セーフティーバー | セーフティーバー |
23,730円 | 21,000円 | 16990円 |
チンニングまでカバーしているバーベルラックとしては、かなり格安です
幅広い自重トレーニングも可能
また、ぶら下がり健康器が進化したトレーニング器具であるため、自重系のトレーニング機能が豊富です。
MK7801台で「ディップス」「レッグレイズ」「チンニング」「プッシュアップバー」ができるため、懸垂マシーンを別で購入する必要がありません。
これ1台で済むためスペースも費用も節約できますね
チンニングをしてもフレームがゆれない
安い懸垂マシーンやぶら下がり健康器だと、フレームのバランスが悪く揺れるため、トレーニングしにくいのですが、MK780はフレームがしっかりとしているため安定しています。
使用している懸垂台についてたまに質問があるので紹介します。WASAIのMK780という懸垂台です。懸垂だけではなくスクワットやベンチプレスもできるし、セーフティーもついていてこれ1台で色々できるのでおすすめです。肝心の懸垂では全然グラグラせずに頑丈なので安心してトレーニングに集中できます😌
— たけ|毎日懸垂おじさん (@chinning_ojisan) March 4, 2022
ハーフラックMK780の欠点
多機能なハーフラックではありますが、いくつか欠点もあります。
WASAI MK780をスクワットとベンチプレスに使うのには以下の問題がありました。
— 村田さんきち(さんちゃん) (@SankichiMurata) July 14, 2022
・本体重量が軽くラックインのたびズレてしまう
・Jフックとセイフティの高さ調節が12cm刻みのためポジションが合わない。
・支柱間が狭いため81cmラインに人差し指手幅は不可能。リストラップとセイフティが干渉する。
安いバーベルラックにありがちですが、横幅がせまくバーベルの握りが制限されてしまいます。ワイドグリップをしようとすると、フレームの柱とセーフティバーに干渉してしまうので、バーベルトレーニングの手幅がかなり窮屈です。
また、バーベルの高さを調節するラックの刻み幅が6.5mと間隔が広いため、大雑把な調整しかできません。バーベルトレーニングのラックアップは、数センチ高さが変わるだけでトレーニングのしやすさが変わるので、体格によっては使いにくいと感じる人もいるはずです。
耐荷重も150kgなため、扱えるバーベルの重量はそれ以下です。しかし普通の人のホームジムで150kgを超えるバーベルトレーニングは滅多にないので、パワーリフターやビッグ3の記録更新を狙っている人でもなければ充分な数値かもしれません。
WASAIの口コミ・評判
ここからはWASAIの口コミ情報を見ていきましょう。
公平さを欠くため、インフルエンサーのプロモーションや、明らかな業者のステマなどは除外しています。
WASAIの良い口コミ
WASAIの良い口コミは以下の通りです。
- 安いのにシッカリとした造り
- コスパが良い
- コンパクトで場所が取られない
- ホームジムには十分なスペック
”コスパがとてもいい
これはいい商品だと思います。
値段が結構安いのでもっとショボいやつが届くと思っていたのですが、予想以上に作りがしっかりしていて、フレームの歪みとかも全くなくて安定しています。
細かいところも考えて作られていて、とても使いやすいです。
ホームジムならこれで十分トレーニングできます。
※ 商品の寸法で間違っているところがあります
商品の写真ではラックの幅が98.5センチメートルとなっていますが、実際は約108センチメートルあります。
ラックの内側の幅が98センチメートルぐらいです。広い方の124センチメートルはあってます。”
”最高にコスパの良い商品だと思います。
設置した部屋の天井は240センチで、チンニングバーを下側に付ければ普通に懸垂は出来ました。
何回か懸垂をやりましたが、揺れることはほとんどなくガッチリとしています。
組み立ても簡単で1時間ほどで完成しました。
工具はついてますがラチェットハンドルがあると大分楽です。”
”ベンチプレス、スクワット、懸垂が一台で出来て場所を取らない上に低価格なので非常に良い商品だと思います。”
”初心者 中級者用としては満足
良い点
ハーフラックの中では安くコンパクト
パラレルグリップのチンニングバーがある
ディップスバーが付属している
組み立てが楽
初めてのラックなので他の製品と比較ができず悪い所は挙げられませんが気になったところとして多少のぐらつきがあります。使用時気になるほどではありません。耐荷重150キロとのことですが正直150キロまで扱うような人はもっと頑丈なものを買うと思いますので自宅トレで使っても100キロ程度という方であればそこまで気にする必要もなくトレーニングできると思います。後はコンパクトであることの代償ですが内幅が狭いためワイドグリップでベンチプレスがしたい方は注意が必要です。”
”作りが良い!
私は前職で金属加工やってました。
値段からして、あまり過度な期待はしてませんでしたが、正直言って作りに驚きました。
ボルトを締め込んでもフレームの潰れを防ぐ為中にパイプが入っていたり、当て板があったり。
溶接もまあまあな感じ。
某メーカーの○イル○フ○○トのパワーラックなんかよりちゃんと考えて造られてます!
塗装が弱いのがちょいと、、ですが
いい買い物をしました!”
WASAIの悪い口コミ
悪い口コミもチェックしておきましょう。
- パーツの精度が悪い
- 傷やへこみがあっても交換してもらえない
- 高さ調節など細かいポイントがダメ
”精度が低い
少し精度が低い気がします。
高さ調節がフック構造となっていますが、バーベルかけフレームと土台フレームがうまいことかみ合いにくい箇所があります。
無理やり押し込めば入るのですが、押し込んだ結果とるのがかなり固く、力いっぱいに取るためかなり引っこ抜くような形になり危ないです。
全ての箇所が固いわけではないので、たまたま精度が悪かったのだと思うのですが、あと少し悪かった場合まったくはまらなかったと思います。
商品が到着したら一度、すべての箇所でフックをひっかけてみることをお勧めします。”
”凹みや歪みは標準装備か
届いた商品の一部に凹みと歪みを発見。初期不良として当該部分のみ交換を希望したところ、1枚目の凹み部分は受け付けてもらえず(これが標準品質)、2枚目の方は先端についているゴム部分のみ送るので自分で付け替えろ、とのこと。何しろ歪んでいるため大変な作業になりそうだ。
価格が安い点は魅力だが、愛着を持って長く使おうとしていた身としては残念な対応だった。
溶接部分などを見ても作りが非常に雑である。年月が経ったときの劣化が心配になってくる。
他のレビューにもあるが、傷や凹み、歪みなどは当たり前と思った方がいい。”
”細かいところがダメ
商品自体は運送時の多少の小傷は見受けられる箇所はありますが許容範囲で組み立ても割と簡単でかなり丈夫には作られている。
問題は溶接時に出たであろう砂のような細かな鉄粉がパイプの中に入っており組み立て時にザラザラとこぼれ落ちトレーニングをする前に床の掃除を念入りにしなければならない程。
溶接→梱包の前に鉄粉をパイプの中から除去する工程をされた方が今後購入されるお客様にはクレームにならないかと思います。
あと実際トレーニングをしてみるとスクワットは問題ないがベンチプレスのセーフティーの位置が低すぎる。
ワサイのベンチを使っているがセーフティーを下から2.3番にセッティングすると胸を圧迫する位置で3.4番にするとキチンと追い込めない。
よっぽどのガリか太っちょじゃないと胸囲80~100前後の方はセーフティーの意味をなさない。
実際にトレーニングしてみて設計してるのか疑問に思う。
デッドリフトももう1段階下にセーフティー下ろせたらいいのにと思う。
上部の2.3個のロックなんて使う事ないから下のロックをもう少し考えた方がいいと思います。”
WASAIの口コミ総評
安さに対して器具の性能はかなり高く、プロがホームジムにも取り入れるレベルです。
一方、塗装・部品精度といった部分で粗が目立ちます。またフレームの多少のへこみは、製造の過程で発生してしまうらしく交換不可、ちょっとした傷も許せない人にはおすすめできません。
総評としては「細かい事は気にしない、コスパ重視の方におすすめのメーカー」です。
WASAI まとめ
WASAIは、まだ商品の種類が少ないため、主力消費であるハーフラックでの評価となりますが、「安い」「省スペース」「使いやすい」を兼ね備えたトレーニング器具メーカーです。
高級スポーツメーカーと比べると、見劣りする部分もありますが、低価格帯のトレーニング器具メーカーの中では満足度の高い製品を販売していると思います。
ガチガチのパワーリフターや、ジムトレーニングを基準に考えなければ、WASAIのトレーニング器具でホームジムを作るのはおすすめです。